社会の構造と変動

社会の構造と変動
著者 井上 俊
伊藤 公雄
ジャンル 社会
テキスト > 社会
シリーズ 社会学ベーシックス
出版年月日 2008/07/31
ISBN 9784790713494
判型・ページ数 4-6・270ページ
定価 2,200円(本体2,000円)
在庫 在庫僅少

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近代から現代へ ― 変貌する社会のゆくえ コントが「三状態の法則」を提示した論文から、バウマンの『リキッド・モダニティ』まで、24冊のガイドでマクロ社会学を鳥瞰する。〈世界思想社創業60周年記念企画〉第1回配本
●「近代社会」という課題
1 三状態の法則
  コント「社会再組織に必要な科学的作業プラン」(大野道邦)
2 社会の形
  テンニース『ゲマインシャフトとゲゼルシャフト』(城 達也)
3 エゴイスムとアノミー
  デュルケム『社会分業論』『自殺論』(中島道男)
4 個性と文化
  ジンメル『貨幣の哲学』(廳 茂)
5 合理化
  ヴェーバー『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(水垣源太郎)

●システムとしての社会
6 残基と派生
  パレート『一般社会学提要』(伊藤公雄)
7 行為と社会システム
  パーソンズ『社会的行為の構造』『社会体系論』(油井清光)
8 世界システム
  ウォーラーステイン『史的システムとしての資本主義』(山田信行)
9 自己言及するシステム
  ルーマン『社会システム』(馬場靖雄)
10 自己組織性
  吉田民人『情報と自己組織性の理論』(正村俊之)

●社会運動と社会変動
11 集合行動
  スメルサー『集合行動の理論』(大畑裕嗣)
12 合理的選択
  オルソン『集合行為論』(轟 亮)
13 組織社会への抵抗
  ハーシュマン『離脱・発言・忠誠』(カール・カッセゴール)
14 矛盾の媒介的解決
  塩原勉『組織と運動の理論』(鵜飼孝造)
15 社会運動の新しい形
  トゥレーヌ『声とまなざし』『ポスト社会主義』(濱西栄司)
16 ポストモダンの社会運動
  メルッチ『現在に生きる遊牧民(ノマド)』(井上芳保)

●現代社会とそのゆくえ
17 知識社会
  ベル『脱工業社会の到来』(相澤 哲)
18 ポストモダン
  リオタール『ポストモダンの条件』(前川真行)
19 リスク社会
  ベック『危険社会』(小島 剛)
20 新しい不平等
  オッフェ『後期資本制社会システム』(関 嘉寛)
21 社会的閉鎖
  マーフィ『社会的閉鎖の理論』(辰巳伸知)
22 再帰的近代化
  ギデンズ『近代とはいかなる時代か?』(田邊 浩)
23 グローバリゼーション
  ロバートソン『グローバリゼーション』(木前利秋)
24 液状化する社会
  バウマン『リキッド・モダニティ』(高桜善信)

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