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基礎ゼミ 社会学〔第2版〕

基礎ゼミ 社会学〔第2版〕
著者 工藤 保則
大山 小夜
笠井 賢紀
ジャンル 社会
テキスト > 社会
シリーズ 基礎ゼミ
出版年月日 2025/10/20
ISBN 9784790718024
判型・ページ数 A5・232ページ
定価 2,310円(本体2,100円)
在庫 未刊・予約受付中

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自分と他人の関係ってどんなもの? 
働くってどういうこと? 
エスニシティは他人事? 
社会は変えられるの?

読んで、書いて、話して、社会学を丸ごと体験しよう!
〈問いを発見する→調べる→考察する→深める〉の4つのステージを通じて、レポートやプレゼンのコツがつかめる好評入門書の第2版。 


――はじめにより

 あなたは先生から「〇〇についてのレポートを書きなさい」と言われて困ったという経験はありませんか。……
 そもそも、「社会学」(に限らず大学で学ぶ学問全般)と「問う」「資料を読む」「考察する」「理論化する」という行為は重なって存在するものです。だとしたら、それらを別々に学ぶのではなく、一体化して学ぶ方が有効であり、またそれが本来の姿のように思います。一体化して学ぶことによって身につく、社会学に基づいて考える力、議論する力、書く力こそ、大学での学びにふさわしいのではないでしょうか。……
 第2 版を出すにあたっても、その考え・思いは変わりません。この第2版はデータを新しくするだけでなく、社会の変化も反映すべく内容も見直しました。

はじめに

第Ⅰ部 日常生活を問う
第1章 自分と他人の関係ってどんなもの?
 ――アイデンティティ、他者、まなざし(奥村隆)
第2章 家族ってどんな社会?
 ――親密性、第一次集団/第二次集団(柴田悠)
第3章 福祉や教育はどうやって決まる?
 ――福祉国家、大きな政府、社会規範(三谷はるよ)
第4章 地域社会は誰が作る?
 ――コミュニティ、アクションリサーチ、アーバニズム(笠井賢紀)
第5章 働くってどういうこと?
 ――官僚制、組織(阿部真大)

第Ⅱ部 身近な文化を問う
第6章 文化って何?
 ――風俗、考現学、消費社会(工藤保則)
第7章 私たちはメディアをどう使う?
 ――情報化、社会的性格、エコーチェンバー(白土由佳)
第8章 性を意識するのはどんなとき?
 ――ジェンダー、性別役割分業、セクシュアリティ(米澤泉)
第9章 エスニシティは他人事なの?
 ――グローバリゼーション、エスニシティ、民族関係(挽地康彦)

第Ⅲ部 社会につながる
第10章 格差がなくならないのはなぜ?
 ――不平等、学歴社会、階級・階層(吉川徹)
第11章 社会問題はどのようにして起こるの?
 ――社会問題、ラベリング、社会的コントロール(大山小夜)
第12章 私たちは社会を変えられるのか?
 ――NPO/NGO、ネットワーク、新しい社会運動(宮垣元)
第13章 自然環境といかに向きあうか?
 ――科学技術、リスク(青木聡子)
第14章 政治は誰のもの?
 ――選挙、民主主義、政治的社会化(西田亮介)

引用文献
索引

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