身体・セクシュアリティ・スポーツ
〈からだ〉の社会学 ― 生の基層へ
モース「身体技法」からバトラー『ジェンダー・トラブル』、マーフィー『ボディ・サイレント』、ハーグリーヴス『スポーツ・権力・文化』まで、身体をめぐる社会の諸相を浮き彫りにする23の名著解題。
●身体と社会
1 身体技法とハビトゥス
モース「身体技法」(倉島 哲)
2 生きられる身体
メルロ=ポンティ『知覚の現象学』(鵜飼大介)
3 身体シンボルと社会の類型
ダグラス『象徴としての身体』(小田 亮)
4 ことばとからだ
竹内敏晴『ことばが劈かれるとき』(宮原浩二郎)
5 生成する身体
市川浩『精神としての身体』(亀山佳明)
6 身体と社会秩序
ターナー『身体と文化』(阪本俊生)
7 超越的身体の生成
大澤真幸『身体の比較社会学』(浅野智彦)
●セクシュアリティ
8 抑圧理論
フロイト「抑圧」『精神分析入門』(立木康介)
9 人間の性行動
キンゼイ「キンゼイ報告」(斎藤 光)
10 市民社会の性道徳
モッセ『ナショナリズムとセクシュアリティ』(佐藤八寿子)
11 構築されたセクシュアリティ
ウィークス『セクシュアリティ』(赤川 学)
12 異性愛のマトリクス/ヘゲモニー
バトラー『ジェンダー・トラブル』(竹村和子)
●老い・病・死
13 死をめぐる相互作用
グレイザー/ストラウス『「死のアウェアネス理論」と看護』(澤井 敦)
14 死の受容
キューブラー=ロス『死ぬ瞬間』(株本千鶴)
15 老いることの意味
ボーヴォワール『老い』(天野正子)
16 医療化批判
イリイチ『脱病院化社会』(加藤源太)
17 逸脱の医療化
コンラッド/シュナイダー『逸脱と医療化』(進藤雄三)
18 病と障害
マーフィー『ボディ・サイレント』(好井裕明)
●スポーツ
19 スポーツの美学
中井正一「スポーツ気分の構造」「スポーツの美的要素」(杉山光信)
20 フロー体験
チクセントミハイ『楽しみの社会学』(杉本厚夫)
21 儀式から記録へ
グットマン『スポーツと現代アメリカ』(リー・トンプソン)
22 暴力の抑制
エリアス/ダニング『スポーツと文明化』(菊 幸一)
23 スポーツとヘゲモニー
ハーグリーヴス『スポーツ・権力・文化』(山下高行)
人名索引/事項索引/執筆者一覧
1 身体技法とハビトゥス
モース「身体技法」(倉島 哲)
2 生きられる身体
メルロ=ポンティ『知覚の現象学』(鵜飼大介)
3 身体シンボルと社会の類型
ダグラス『象徴としての身体』(小田 亮)
4 ことばとからだ
竹内敏晴『ことばが劈かれるとき』(宮原浩二郎)
5 生成する身体
市川浩『精神としての身体』(亀山佳明)
6 身体と社会秩序
ターナー『身体と文化』(阪本俊生)
7 超越的身体の生成
大澤真幸『身体の比較社会学』(浅野智彦)
●セクシュアリティ
8 抑圧理論
フロイト「抑圧」『精神分析入門』(立木康介)
9 人間の性行動
キンゼイ「キンゼイ報告」(斎藤 光)
10 市民社会の性道徳
モッセ『ナショナリズムとセクシュアリティ』(佐藤八寿子)
11 構築されたセクシュアリティ
ウィークス『セクシュアリティ』(赤川 学)
12 異性愛のマトリクス/ヘゲモニー
バトラー『ジェンダー・トラブル』(竹村和子)
●老い・病・死
13 死をめぐる相互作用
グレイザー/ストラウス『「死のアウェアネス理論」と看護』(澤井 敦)
14 死の受容
キューブラー=ロス『死ぬ瞬間』(株本千鶴)
15 老いることの意味
ボーヴォワール『老い』(天野正子)
16 医療化批判
イリイチ『脱病院化社会』(加藤源太)
17 逸脱の医療化
コンラッド/シュナイダー『逸脱と医療化』(進藤雄三)
18 病と障害
マーフィー『ボディ・サイレント』(好井裕明)
●スポーツ
19 スポーツの美学
中井正一「スポーツ気分の構造」「スポーツの美的要素」(杉山光信)
20 フロー体験
チクセントミハイ『楽しみの社会学』(杉本厚夫)
21 儀式から記録へ
グットマン『スポーツと現代アメリカ』(リー・トンプソン)
22 暴力の抑制
エリアス/ダニング『スポーツと文明化』(菊 幸一)
23 スポーツとヘゲモニー
ハーグリーヴス『スポーツ・権力・文化』(山下高行)
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