文化の社会学
「意味」の誘惑 ― 文化による拘束と解放 マリノフスキー『文化の科学的理論』から蓮實重彦『小説から遠く離れて』まで、人々がなぜ「意味」を求めてしまうのかについて探究する、文化の社会学26の名著解題。
●文化のとらえ方
1 機能主義の文化理論
マリノフスキー『文化の科学的理論』(浜本 満)
2 文化概念の形成
ウィリアムズ『文化と社会』(吉澤弥生)
3 構造主義
レヴィ=ストロース『野生の思考』(安野早己)
4 文化と価値
作田啓一『価値の社会学』(大村英昭)
5 テクストとしての文化
ギアツ『文化の解釈』(小泉潤二)
6 文化の窮状
クリフォード『文化の窮状』(佐々木 祐)
●知とイデオロギー
7 虚偽意識
マルクス/エンゲルス『ドイツ・イデオロギー』(崎山政毅)
8 思想の存在拘束性
マンハイム『イデオロギーとユートピア』(千葉芳夫)
9 日常知と知識社会学
バーガー/ルックマン『現実の社会的構成』(浜 日出夫)
10 イデオロギー装置
アルチュセール「イデオロギーと国家のイデオロギー装置」(前川真行)
11 知識と権力
フーコー「死に対する権利と生に対する権力」(富永茂樹)
12 オリエンタリズム
サイード『オリエンタリズム』(有田 亘)
13 密猟の文化
セルトー『日常的実践のポイエティーク』(北垣 徹)
14 伝統の発明
ホブズボーム/レンジャー編『創られた伝統』(リー・トンプソン)
●科学と技術
15 科学社会学
マートン「科学の社会学」(金子雅彦)
16 パラダイムと通常科学
クーン『科学革命の構造』(山中浩司)
17 科学的合理性の限界
ハーバーマス『イデオロギーとしての技術と科学』(城 達也)
18 宗教からの解放
村上陽一郎『近代科学と聖俗革命』(斎藤 光)
●宗教・芸術・遊び
19 聖と俗
デュルケム『宗教生活の原初形態』(芦田徹郎)
20 アウラの凋落
ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」(中村秀之)
21 遊ばれる文化
ホイジンガ『ホモ・ルーデンス』(井上 俊)
22 芸術社会学
フランカステル『絵画と社会』(藤澤三佳)
23 聖‐俗‐遊
カイヨワ『遊びと人間』(松田恵示)
24 世俗化と新宗教
ウィルソン『現代宗教の変容』(沼尻正之)
25 文化資本
ブルデュー『ディスタンクシオン』他(竹内 洋)
26 文学と社会
蓮實重彦『小説から遠く離れて』(清水 学)
人名索引/事項索引/執筆者一覧
1 機能主義の文化理論
マリノフスキー『文化の科学的理論』(浜本 満)
2 文化概念の形成
ウィリアムズ『文化と社会』(吉澤弥生)
3 構造主義
レヴィ=ストロース『野生の思考』(安野早己)
4 文化と価値
作田啓一『価値の社会学』(大村英昭)
5 テクストとしての文化
ギアツ『文化の解釈』(小泉潤二)
6 文化の窮状
クリフォード『文化の窮状』(佐々木 祐)
●知とイデオロギー
7 虚偽意識
マルクス/エンゲルス『ドイツ・イデオロギー』(崎山政毅)
8 思想の存在拘束性
マンハイム『イデオロギーとユートピア』(千葉芳夫)
9 日常知と知識社会学
バーガー/ルックマン『現実の社会的構成』(浜 日出夫)
10 イデオロギー装置
アルチュセール「イデオロギーと国家のイデオロギー装置」(前川真行)
11 知識と権力
フーコー「死に対する権利と生に対する権力」(富永茂樹)
12 オリエンタリズム
サイード『オリエンタリズム』(有田 亘)
13 密猟の文化
セルトー『日常的実践のポイエティーク』(北垣 徹)
14 伝統の発明
ホブズボーム/レンジャー編『創られた伝統』(リー・トンプソン)
●科学と技術
15 科学社会学
マートン「科学の社会学」(金子雅彦)
16 パラダイムと通常科学
クーン『科学革命の構造』(山中浩司)
17 科学的合理性の限界
ハーバーマス『イデオロギーとしての技術と科学』(城 達也)
18 宗教からの解放
村上陽一郎『近代科学と聖俗革命』(斎藤 光)
●宗教・芸術・遊び
19 聖と俗
デュルケム『宗教生活の原初形態』(芦田徹郎)
20 アウラの凋落
ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」(中村秀之)
21 遊ばれる文化
ホイジンガ『ホモ・ルーデンス』(井上 俊)
22 芸術社会学
フランカステル『絵画と社会』(藤澤三佳)
23 聖‐俗‐遊
カイヨワ『遊びと人間』(松田恵示)
24 世俗化と新宗教
ウィルソン『現代宗教の変容』(沼尻正之)
25 文化資本
ブルデュー『ディスタンクシオン』他(竹内 洋)
26 文学と社会
蓮實重彦『小説から遠く離れて』(清水 学)
人名索引/事項索引/執筆者一覧