支える

支える
著者 神戸女学院大学文学部総合文化学科 監修
與那嶺 司
ジャンル 哲学・思想・宗教
シリーズ 日常を拓く知
出版年月日 2016/01/20
ISBN 9784790716730
判型・ページ数 4-6・184ページ
定価 1,980円(本体1,800円)
在庫 在庫あり

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支えるだけ/支えられるだけの人はいるのか? スタインベック『ハツカネズミと人間』から『こんな夜更けにバナナかよ』まで多様な支え合いをとりあげ、対談、エッセイ、ブックガイドの3つの形式で「支えること」と「生きること」を結びあわせる。
Ⅰ 〈支える〉を語る
1 「ユーモア」で人を支える
――笑いではぐくむ対等な関係(三杉圭子×景山佳代子)
2 大切な人を亡くすということ
――「支える」ということばを起点に(戸江哲理×建石始)
3 きれいではない〈支える〉現場
――自立と摩擦がつむぐ豊かな人間関係(北川将之×與那嶺司)

Ⅱ 〈支える〉を考える
1 社会福祉学から
――他者を支えずにいられないのはなぜか?(與那嶺司)
2 国際関係論から
――〈主体性〉を重視した援助の潮流(北川将之)
3 コミュニケーション論から
――子育てひろばでの支え合い(戸江哲理)
4 アメリカ文学から
――〈支える〉行為における人間関係の力学(三杉圭子)
5 日本語教育学から
――聴覚障害を持つ人を支えるために(建石始)
6 メディア論から
――ジャーナリズムとともに「社会」を支える(景山佳代子)

Ⅲ 〈支える〉を学ぶためのガイドマップ
1 〈支える〉現実を学ぶ
2 〈支える〉方法を学ぶ
3 〈支える〉人のつながりを学ぶ
4 〈支える〉しくみを学ぶ
5 〈支える〉豊かさを学ぶ
6 〈支える〉苦悩を学ぶ

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