うつくしさ

うつくしさ
著者 神戸女学院大学文学部総合文化学科 監修
奥野 佐矢子
ジャンル 哲学・思想・宗教
シリーズ 日常を拓く知 > 日常を拓く知 古典を読む
出版年月日 2021/08/20
ISBN 9784790717577
判型・ページ数 4-6・126ページ
定価 1,650円(本体1,500円)
在庫 在庫あり

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人はなぜ、〈うつくしさ〉を求めるの?

美が健康と結びつくのはなぜ?
平安貴族は仕事ぶりのうつくしさにこだわる?

『ヴェニスに死す』『王朝の貴族』
『ボディ・クリティシズム』
『ドリアン・グレイの肖像』
『アイヌ神謡集』などの古典をひもとき、
うつくしさの謎に触れてみる。

はじめに(奥野佐矢子)

Ⅰ 〈うつくしさ〉を問いなおす
美への憧れ、美の誘惑(孟真理×めぐみ)
――「ヴェニスに死す」を読みなおす

Ⅱ 〈うつくしさ〉を読む
1 日本古代中世史から(栗山圭子)
――うつくしさをめぐる権力
  土田直鎮『王朝の貴族』

2 公衆衛生の社会学から(横田恵子)
――「見た目判断」と健康美の話
  バーバラ・スタフォード『ボディ・クリティシズム』他

3 英文学から(渡部充)
――美と若さの呪縛から自由になりたい、でもなれない?
  オスカー・ワイル『ドリアン・グレイの肖像』他

4 宗教学から(大澤香)
――他者とともに生きる世界を目指して
  知里幸恵『アイヌ神謡集』

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