日本地名学を学ぶ人のために
人は地名をして文化を育て、育った文化は地名に歴史の足跡を刻む。本書は、地名研究のための実践的手引書として理論、方法論、実践例、また問題提起などを盛り込んだ。日本文化論の根底をなす基礎的研究分野としての地名学の基本図書である。
■序 章 地名学への誘い
第一節 「地名学」という学問[吉田金彦]/第二節 日本地名学の魅力[池田末則]
■第一章 地名の成り立ち
第一節 地形と地名[片平博文]/第二節 自然地名とその認識[片平博文]
第三節 文化地名[鏡味明克]/第四節 交通地名[木下 良]
第五節 地名の歴史[鏡味明克]
●コラム 外国地名に関する「まめ」知識/イトバヤット島の地名[山田幸宏]/インドネシアの地名[松尾 大]/バンコクとクルンテープ[吉川利治]
■第二章 地名学の方法
第一節 日本語の歴史と地名研究[糸井通浩]/第二節 地名研究の歴史と研究文献[綱本逸雄]
第三節 古代地名と語源研究[吉田金彦]
●コラム 外国地名に関する「まめ」知識
アジアの東遷[石田天祐]/日韓の固有漢字と訓[木田章義]/「むろ」と「マル」[西垣安比古]
■第三章 地名に関する問題と課題
第一節 山岳・河川等の名[山口 均]/第二節 大・小の字(あざ)名[岡田 功]
第三節 国・郡・郷(保・庄など)の行政地名[辰巳幸司]
第四節 方言と地名[真田信治]/第五節 地名の由来・伝説等[明川忠夫]
第六節 音読みの地名・訓読みの地名[乾 善彦]
第七節 日本の中のアイヌ語地名[村崎恭子]
第八節 日本の中のコリア語の地名[淸瀨義三郎則府]
●コラム 外国地名に関する「まめ」知識
バグダード[井本英一]/モンゴルの地名[橋本 勝]/ロシアの地名[山口慶四郎]
■第四章 地名学の役割
第一節 地名研究で見えてくるもの[金田久璋]
第二節 現代の地名に関する課題[安藤信策]
第三節 隣接の諸学を包摂する地名学[吉田金彦]
第四節 地名研究の将来[金田久璋]
●コラム 外国地名に関する「まめ」知識
イギリスの地名[金山 崇]/イタリアの地名[池田 廉]/イタリアの地名[乙政 潤]
■終 章 地名研究の基本文献・資料[梅山秀幸・綱本逸雄]
第一節 「地名学」という学問[吉田金彦]/第二節 日本地名学の魅力[池田末則]
■第一章 地名の成り立ち
第一節 地形と地名[片平博文]/第二節 自然地名とその認識[片平博文]
第三節 文化地名[鏡味明克]/第四節 交通地名[木下 良]
第五節 地名の歴史[鏡味明克]
●コラム 外国地名に関する「まめ」知識/イトバヤット島の地名[山田幸宏]/インドネシアの地名[松尾 大]/バンコクとクルンテープ[吉川利治]
■第二章 地名学の方法
第一節 日本語の歴史と地名研究[糸井通浩]/第二節 地名研究の歴史と研究文献[綱本逸雄]
第三節 古代地名と語源研究[吉田金彦]
●コラム 外国地名に関する「まめ」知識
アジアの東遷[石田天祐]/日韓の固有漢字と訓[木田章義]/「むろ」と「マル」[西垣安比古]
■第三章 地名に関する問題と課題
第一節 山岳・河川等の名[山口 均]/第二節 大・小の字(あざ)名[岡田 功]
第三節 国・郡・郷(保・庄など)の行政地名[辰巳幸司]
第四節 方言と地名[真田信治]/第五節 地名の由来・伝説等[明川忠夫]
第六節 音読みの地名・訓読みの地名[乾 善彦]
第七節 日本の中のアイヌ語地名[村崎恭子]
第八節 日本の中のコリア語の地名[淸瀨義三郎則府]
●コラム 外国地名に関する「まめ」知識
バグダード[井本英一]/モンゴルの地名[橋本 勝]/ロシアの地名[山口慶四郎]
■第四章 地名学の役割
第一節 地名研究で見えてくるもの[金田久璋]
第二節 現代の地名に関する課題[安藤信策]
第三節 隣接の諸学を包摂する地名学[吉田金彦]
第四節 地名研究の将来[金田久璋]
●コラム 外国地名に関する「まめ」知識
イギリスの地名[金山 崇]/イタリアの地名[池田 廉]/イタリアの地名[乙政 潤]
■終 章 地名研究の基本文献・資料[梅山秀幸・綱本逸雄]
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