歌謡文学を学ぶ人のために

歌謡文学を学ぶ人のために
著者 小野 恭靖
ジャンル 日本語・日本文学
シリーズ 学ぶ人のために
出版年月日 1999/10/20
ISBN 9784790707745
判型・ページ数 4-6・264ページ
定価 2,530円(本体2,300円)
在庫 絶版

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日本文学史上、最も長い歴史を有する歌謡文学。その展開を見通し、個々の作品の特徴について例歌を交えながらわかりやすく掘り下げる。歌謡に関心を持つ人びとから、研究を志す人びとまで、幅広く享受できる画期的な歌謡文学入門書である。
はじめに
I 記紀歌謡 ― 我が国歌謡の嚆矢 ―  (居駒永幸)
II 『続日本紀』以降の歌謡 ― 儀式と饗宴の歌謡 ―  (居駒永幸)
III 神楽歌・催馬歌 ― 平安宮廷人の歌声 ―  (飯島一彦)
IV 朗 詠 ― 漢詩文と音楽との格調高きハーモニー ―  (青柳隆志)
V 仏教歌謡 ― 仏会の歌謡 ―  (鈴木治子)
VI 今様・雑芸歌謡 ― 平安末期の新興歌謡 ―  (植木朝子)
VII 中世和讃 ― 庶民の祈りと信仰の歌声 ―  (鈴木治子)
VIII 早 歌 ― 武士の愛好した長編歌謡 ―  (植木朝子)
IX 室町小歌 ― 室町人の饗宴の声 ―  (小野恭靖)
X 踊 歌 ― 中世・近世の風流の華 ―  (小野恭靖)
XI 箏組歌・三味線組歌 ― 江戸時代器楽曲の粋 ―  (小野恭靖)
XII 近世流行歌 ― 江戸風流人の愛好歌謡 ―  (梅澤伸子)
XIII 田植歌 ― 田面の歌声 ―  (飯島一彦) 
XIV 近世民謡・近世童謡 ― 江戸庶民の歌声 ―  (小野恭靖)
あとがきにかえて
主要文献案内
索 引
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