鏡と仮面

アイデンティティの社会心理学

鏡と仮面
著者 A.L.ストラウス
片桐 雅隆 監訳
ジャンル 社会
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2001/03/10
ISBN 9784790708643
判型・ページ数 4-6・250ページ
定価 2,420円(本体2,200円)
在庫 在庫僅少

この本に関するお問い合わせ・感想

人は、他者という鏡に映った自己を見つつ、仮面を着脱する。アイデンティティ・言語・メンバーシップ・記憶・歴史などをキーワードとする構築主義的なシンボリック相互行為論の展開。本書は、ストラウス社会心理学の先駆的名著である。
トランスアクション版への序
はしがき
第1章 言語とアイデンティティ
 名前/位置づけという行いとしての名前づけ
 分類と行為の方向づけ/分類と評価
 用語法に関する議論としてのレトリック
第2章 自己評価と行為のコース
 相互規定性と自己/危険と剥奪
 コミットメントと自己占有
第3章 相互行為
 動機づけ/対面的相互行為
 空想と相互行為
 構造化された相互行為のプロセス
 地位強要/相互行為のコントロール
第4章 アイデンティティの変容
 変容としての発達/転換点
 調整された地位移行/指導すること
 脱-同一化と同一化/変化の局面
第5章 変化と持続性
 世代関係とパーソナリティの発達
 アイデンティティの変化の最小化
 パーソナルな持続の感覚
第6章 メンバーシップと歴史
 シンボル的な事柄としてのメンバーシップ
 概念、調整行為、抽象的な集団化
 歴史/ケース・ヒストリー
第7章 結論のノート

監訳者あとがき●注

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