二〇世紀女性文学を学ぶ人のために

二〇世紀女性文学を学ぶ人のために
著者 児玉 実英
杉野 徹
安森 敏隆
ジャンル 外国語・外国文学・芸術
テキスト > 外国語・外国文学・芸術
シリーズ 学ぶ人のために
出版年月日 2007/03/10
ISBN 9784790712404
判型・ページ数 4-6・356ページ
定価 2,530円(本体2,300円)
在庫 在庫あり

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戦争の時代と称される二〇世紀に、日本をはじめ、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカにおいて封建的束縛からの解放や政治・経済的な自立、男性との共生などを模索した女性作家たち。その文学的営為についての世界的な潮流を俯瞰する。
はしがき

●I 二〇世紀女性文学の見どころ[児玉実英]

●II 世界の動き ― 女性作家たちをめぐって
 1.ヨーロッパにおける女性の目覚めと自立への戦い[保坂一夫]
 2.日本女性作家たちの外国との関わり
    ― 一九六〇年代の大庭、有吉、そして倉橋を中心に[井上 健]
 3.ネグリチュード(黒人精神)と黒人女性作家の意識
    ― ナルダル姉妹からトニ・モリスンへ[森あおい]
 4.激しい近代化へのとまどいと適応
    ― アジアにおける新旧価値観の相克[ロナルド・クライン]
 5.多文化主義の流れ ― アジア系アメリカ女性の挑戦[杉山直子]

●III 二〇世紀女性文学の新視角
 1.二〇世紀に見る女歌の系譜
    ― 『みだれ髪』から『サラダ記念日』へ[安森敏隆]
 2.少女マンガとフェミニズム
    ― 一九七〇年代、黄金時代の一断面[杉野徹]
 3.実践としての文学と理論
    ― 二一世紀からのフェミニスト批評とジェンダー理論[中川成美]
 4.日本人はアメリカの女性作家たちにどのように描かれてきたか
    ― ジャポニズムからライザ・ダルビーまで[羽田美也子]

●IV 二〇世紀女性文学への案内
 [外村彰/杉野徹/北脇徳子/小山薫/辻英子/西田智子/玉田佳子/風間末起子/児玉佳與子/南大路文子/竹村憲一/荒木八千代/ジュリエット・カーペンター/岸本京子/安森敏隆/関淳子/児玉富美恵/千森幹子/亀井俊介/吉田幸子/辻裕子/越智礼子/甲元洋子/真銅正宏/西口純子/森あおい/植木照代]
 
主要文献
あとがき
索引
編者・執筆者紹介

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