21世紀の田舎学

遊ぶことと作ること

21世紀の田舎学
著者 杉村 和彦
ジャンル 社会
出版年月日 2009/03/31
ISBN 9784790713982
判型・ページ数 4-6・290ページ
定価 2,200円(本体2,000円)
在庫 在庫あり

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ないものねだりではなく、あるもの探しからスタートすること。古民家再生プロジェクト、匠の技を楽しむイベント、グリーンツーリズムなどの豊富な事例を紹介し、新しい「田舎」のあり方と、それを支える「学」を構想する。「遊作」への誘い。
第1章 田舎学と現代
 1 「田舎学」の現代的背景
 2 「田舎学」という構想
 3 田舎学の現代的パースペクティブ
 4 今立型モデル ─ 遊作という経験の可能性について

第2章 いまだて遊作塾の出発と活動の水脈
 1 いまだて遊作塾の出発
 2 活動を支える地元学という水脈
 3 いまだて遊作塾の源流 ─ 河合勇の記憶
 4 認識から創造へ

第3章 古民家という宇宙と手作りの世界
 1 遊作塾の活動の舞台
 2 現代の田舎を生きる人々と古民家
 3 スロービルディング
 4 古民家の生活空間に刻まれた村の世界
 5 黒光りの価値と村人の生活世界

第4章「遊作」という経験
 1 「遊作」という言葉の誕生
 2 「遊作」の体験
 3 古民家の未来をデザインする
 4 古民家を訪ねる

第5章 「遊作」の多元化
 1 田舎の夏休み
 2 ランプシェードを作る
 3 遊作の「食」や「農」への展開
 4 音と遊ぶ ─ 遊作ライブ

第6章 都市 ─ 農村交流の中の「田舎学」の胎動
  ─ いまだて遊作塾と安心院町グリーンツーリズム研究会の事例から
 1 都市 ─ 農村交流に支えられた「田舎」の再発見
 2 安心院におけるグリーンツーリズムの有機的組織
 3 安心院農村民泊視察調査
 4 都市 ─ 農村交流の形と「田舎学」
    ─ いまだて遊作塾と安心院町グリーンツーリズム研究会の間

第7章 世界とつながる田舎学
 1 世界の中の「田舎」の様々なかたち
 2 フランス・レンヌとの交流
 3 豊かな自給性と技能の自在性 ─ アフリカ

第8章 遊作と現代の田舎学の可能性
 1 プロジェクトの限界とプロジェクト後の展開
 2 現代の田舎学の射程とその担い手
 3 「田舎」の新しい形
 4 手作り志向と田舎学
 5 遊作の根源と田舎学の可能性

第9章 環境の世紀 ─ 遊作という希望
 1 手作りの世界のことわり
 2 遊作の希望


 参考文献

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