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2017.04.01
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NHK「視点・論点」に、本書の著者・大池真知子先生が出演されました。
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エイズと文学
アフリカの女たちが書く性、愛、死
著者 | 大池 真知子 著 |
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ジャンル | 外国語・外国文学・芸術 |
出版年月日 | 2013/07/05 |
ISBN | 9784790716006 |
判型・ページ数 | A5・320ページ |
定価 | 4,180円(本体3,800円) |
在庫 | 在庫僅少 |
小説、自伝・評伝や聞き書き、メモリーブックの実践など広義の文学実践において、アフリカの女たちがHIV/エイズとともに生きながら語る物語を読む。分析を通して人々が日々経験する性と愛と死をたどり、エイズ時代の文学の意味を考察する
はじめに
第Ⅰ部 HIV/エイズの物語 ― 研究と実践の背景
第一章 アフリカの性はどうとらえられてきたか
1 性科学とHIV/エイズ
2 アフリカのジェンダー研究
3 アフリカ文学の研究
第二章 社会にあふれるHIV/エイズの物語
1 HIV/エイズの運動と物語
2 エデュテイメント
3 演劇
4 教材の読本
5 公募の文学作品集
第Ⅱ部 草の根の女が語るライフストーリー
第三章 女の声に耳を傾ける ― 聞き書き集
1 一人称の再現
2 三人称の再現
3 創作的ノンフィクション
第四章 母が書く物語 ― メモリーブック
1 メモリーブックとは何か
2 本論の背景
3 執筆する母たち
4 意味の生成
5 今後の展望
第五章 メモリーブックに記された死と生と病
1 死の床で書かれるメモリーブック
2 快復を証言するメモリーブック
3 病を生きるメモリーブック
第Ⅲ部 小説が表象する女の性
第六章 HIV/エイズを扱う小説
1 小説が語るもの
2 作品の傾向
第七章 疲れたヒロイン、成長物語の挫折
1 ボツワナのヤングアダルト小説『はるか彼方』
2 性暴力を克明に描く
3 エイズの時代の物語
4 家族という希望
第八章 女を意味すること、女を生きること、エイズで死ぬこと
1 ウガンダの純文学小説『熱帯魚』
2 性的な主体になる ― 「碧玉」が描く幼少期
3 性の言説性を知る ― 「情熱」が描く思春期
4 異性愛主義の言説を攪乱する ― 「お礼状」が描くエイズの女
第九章 自由化する社会、ネットワーク化する性
1 ガーナの大衆的な小説『花なしでなく』
2 小説の構造と社会背景
3 流通する金と性と権力 ― 大富豪と妻たち
4 関係する男と女 ― 中産階級の夫婦と愛人
おわりに
註
初出について
HIV/エイズを主題とする小説リスト
文献目録
索引
第Ⅰ部 HIV/エイズの物語 ― 研究と実践の背景
第一章 アフリカの性はどうとらえられてきたか
1 性科学とHIV/エイズ
2 アフリカのジェンダー研究
3 アフリカ文学の研究
第二章 社会にあふれるHIV/エイズの物語
1 HIV/エイズの運動と物語
2 エデュテイメント
3 演劇
4 教材の読本
5 公募の文学作品集
第Ⅱ部 草の根の女が語るライフストーリー
第三章 女の声に耳を傾ける ― 聞き書き集
1 一人称の再現
2 三人称の再現
3 創作的ノンフィクション
第四章 母が書く物語 ― メモリーブック
1 メモリーブックとは何か
2 本論の背景
3 執筆する母たち
4 意味の生成
5 今後の展望
第五章 メモリーブックに記された死と生と病
1 死の床で書かれるメモリーブック
2 快復を証言するメモリーブック
3 病を生きるメモリーブック
第Ⅲ部 小説が表象する女の性
第六章 HIV/エイズを扱う小説
1 小説が語るもの
2 作品の傾向
第七章 疲れたヒロイン、成長物語の挫折
1 ボツワナのヤングアダルト小説『はるか彼方』
2 性暴力を克明に描く
3 エイズの時代の物語
4 家族という希望
第八章 女を意味すること、女を生きること、エイズで死ぬこと
1 ウガンダの純文学小説『熱帯魚』
2 性的な主体になる ― 「碧玉」が描く幼少期
3 性の言説性を知る ― 「情熱」が描く思春期
4 異性愛主義の言説を攪乱する ― 「お礼状」が描くエイズの女
第九章 自由化する社会、ネットワーク化する性
1 ガーナの大衆的な小説『花なしでなく』
2 小説の構造と社会背景
3 流通する金と性と権力 ― 大富豪と妻たち
4 関係する男と女 ― 中産階級の夫婦と愛人
おわりに
註
初出について
HIV/エイズを主題とする小説リスト
文献目録
索引