元禄文学を学ぶ人のために
「三」の時代としての元禄期。三代目の朝廷・幕府、三都の成立、三教一致思想の実質化、そして三文豪の活躍など、十七世紀の日本の文学や文化を問い直すことにより二十一世紀におけるその情況の活性化を促そうとする意欲的論考の集成である。
総 論 元禄文学を学ぶ人のために(井上敏幸)
第一章 ●和歌文学 柳沢吉保と『松蔭日記』(上野洋三)
第二章 ●漢文学 江戸漢詩文壇の胎動(大庭卓也)
第三章 ●俳諧文学 芭蕉の「閑」(深沢眞二)
第四章 ●散文文学 西鶴と物真似(西田耕三)
第五章 ●説話文学 近世説話の位相(後小路薫)
第六章 ●劇文学 元禄演劇の技法(岩井眞實)
第七章 ●和 学 閑寿の徒然草学(川平敏文)
第八章 ●漢 学 儒仏論のはてに(宮崎修多)
第九章 ●言語・辞書 元禄の辞書(岡島昭浩)
第十章 ●出版・情報 元禄の出版文化(市古夏生)
巻末付録(勝又基 編)
元禄文学研究文献目録/元禄文学略年表
索引(人名・書名・事項)
第一章 ●和歌文学 柳沢吉保と『松蔭日記』(上野洋三)
第二章 ●漢文学 江戸漢詩文壇の胎動(大庭卓也)
第三章 ●俳諧文学 芭蕉の「閑」(深沢眞二)
第四章 ●散文文学 西鶴と物真似(西田耕三)
第五章 ●説話文学 近世説話の位相(後小路薫)
第六章 ●劇文学 元禄演劇の技法(岩井眞實)
第七章 ●和 学 閑寿の徒然草学(川平敏文)
第八章 ●漢 学 儒仏論のはてに(宮崎修多)
第九章 ●言語・辞書 元禄の辞書(岡島昭浩)
第十章 ●出版・情報 元禄の出版文化(市古夏生)
巻末付録(勝又基 編)
元禄文学研究文献目録/元禄文学略年表
索引(人名・書名・事項)