夫婦・親子関係の法理
豊富な判例を駆使し、内縁関係、離婚、養子縁組、遺言、相続等の家族法の基礎的課題を考察。判例・学説の変遷、社会背景までをも包含した多様な視点から家族関係をとりまく法現象を分析する、著者の長年にわたる研究の成果。
●第Ⅰ部 夫婦関係の法理
内縁保護の法理/協議離婚と合意の制度的保障/客観的破綻主義判例形成の軌
跡/有責配偶者の離婚請求/有責配偶者離婚訴訟の動向/再婚禁止期間規定と憲
法二四条/離婚財産分与の法的性質/離婚財産分与と慰藉料/税法上の妻の地位
/不貞行為と共同不法行為責任/家族関係破壊と配偶者・子の慰藉料請求
●第Ⅱ部 親子関係の法理
親子法の理念と特別養子制度/親子関係にかんする審判例の軌跡/胎児の死亡
と父母の慰藉料請求/老親扶養のための贈与・遺贈と親子関係の破綻/未成年者
の失火と監督責任
●第Ⅲ部 相続・遺言の法理
相続における熟慮期間の起算点/遺言制度の意義と機能/遺留分制度の性格
内縁保護の法理/協議離婚と合意の制度的保障/客観的破綻主義判例形成の軌
跡/有責配偶者の離婚請求/有責配偶者離婚訴訟の動向/再婚禁止期間規定と憲
法二四条/離婚財産分与の法的性質/離婚財産分与と慰藉料/税法上の妻の地位
/不貞行為と共同不法行為責任/家族関係破壊と配偶者・子の慰藉料請求
●第Ⅱ部 親子関係の法理
親子法の理念と特別養子制度/親子関係にかんする審判例の軌跡/胎児の死亡
と父母の慰藉料請求/老親扶養のための贈与・遺贈と親子関係の破綻/未成年者
の失火と監督責任
●第Ⅲ部 相続・遺言の法理
相続における熟慮期間の起算点/遺言制度の意義と機能/遺留分制度の性格