著作権法要説[第2版]

実務と理論

著作権法要説[第2版]
著者 松村 信夫
三山 峻司
ジャンル 法律・政治
テキスト > 法律・政治
出版年月日 2013/03/01
ISBN 9784790715849
判型・ページ数 A5・468ページ
定価 4,620円(本体4,200円)
在庫 在庫あり

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平成24年改正に対応。好評だった初版に最新判例を追加し,著作権法の理論と実務の基点を簡便に解説した法律書。立法趣旨や通説的見解の解説,裁判例分析を通して法理を平易に解明し,入門からビジネスまでカバーする。読みやすい二色刷。
はしがき
本書の目的と利用方法
目  次
凡  例
参考文献

■第1章 著作権法を学ぶにあたって〔松村・三山〕
 第1節 著作権制度の意義
 第2節 知的財産法としての著作権
 第3節 著作権と公共の利益との調整

■第2章 著作物―著作権の客体
 第1節 著作物概念の意義〔松村〕
 第2節 著作物の例示〔三山〕
 第3節 特殊な著作物〔松村〕

■第3章 著作権・著作者人格権
 第1節 著作権の全体像〔三山〕
 第2節 著作権を構成する支分権の概要〔松村〕
 第3節 著作権の制限(自由利用)〔三山〕
 第4節 著作者人格権〔松村〕
 第5節 著作権の保護期間〔松村〕
 第6節 保護期間の経過以外の著作権の消滅〔松村〕

■第4章 権利主体としての著作者・著作権者〔三山〕
 第1節 著作者・著作権者
 第2節 職務著作物の著作者
 第3節 映画の著作物の著作者・著作権者

■第5章 著作物の利用と著作権の変動〔松村〕
 第1節 著作権の譲渡および質入
 第2節 著作物の利用
 第3節 著作権の信託―管理型信託を中心として
 第4節 著作権管理事業・集中管理制度

■第6章 出版権〔松村〕
 第1節 出版権の意義
 第2節 出版権の設定・内容
 第3節 出版権者の義務
 第4節 その他の出版に関する契約

■第7章 著作隣接権〔三山〕
 第1節 著作隣接権の意義
 第2節 著作隣接権の保護理由
 第3節 実演家およびその権利
 第4節 レコード製作者およびその権利
 第5節 放送事業者およびその権利
 第6節 有線放送事業者およびその権利
 第7節 著作隣接権の権利の種類による整理
 第8節 著作隣接権の保護要件・制限・保護期間

■第8章 著作権の侵害と法的救済
 第1節 著作権の侵害とは〔三山〕
 第2節 民事上の救済〔松村〕
 第3節 刑事処罰〔松村〕

判例索引
事項索引
巻末図版

■Tea Time
マージャー理論(merger doctrine)
「表現」と「アイデア」との区別
著作物の「公表」とは
創作性を考える視点
知的財産権の保護を受けない成果物の冒用と不法行為
オーバーライドの問題
「提供」と「提示」
「実名著作物」「変名著作物」「無名著作物」の相違
シェーン,カムバックせず
設定的移転説の背景
「プラーゲ旋風」とは
立場変われば見方も変わる
作品の幅と売上げは,実演家次第
通信と放送の融合
許諾を得ないで著作物を利用した場合の著作隣接権の成否

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