現代法学を学ぶ人のために〔第二版〕

現代社会と法との関係を初学者向けにわかりやすく解説。法学の基礎理論と現代社会の法現象を縦糸・横糸の関係として有機的・体系的にとらえ、平易に親しみやすくレクチャーする。法学的素養を高めるのに最適の入門書。

I 法学の基礎
　第１章　社会生活と法　（中川淳）

II　憲法と国家の組織
　第２章　現代国家と憲法　（平松毅）
　第３章　現代国家と行政権の役割　（中谷実）
　第４章　司法権と裁判所　（岡部喜代子）

III　基本的人権
　第５章　自由権と平等権　（西浦公）
　第６章　福祉国家と社会権　（長尾一紘）
　第７章　刑事法における人権　（佐藤雅美）
　第８章　国際法における人権と平和　（水上千之）

IV　現代社会と法的課題
　第９章　財産権の法的保護　（松岡久和）
　第１０章　社会生活と契約　（青野博之）
　第１１章　不法行為と救済　（田井義信）
　第１２章　家族生活と法　（伊藤明）
　第１３章　企業と労働関係　（西村健一郎）
　第１４章　企業の社会的責任　（森田章）
　第１５章　高齢者問題と法　（神谷遊）
　第１６章　消費者問題と法　（手嶋豊）
　第１７章　環境問題と法　（和田真一）
　第１８章　医療と法　（高嶌英弘）
　第１９章　情報社会と法　（岡田安功）

V　法の思想
　第２０章　法思想 ― 自然法論と法実証主義　（浅野有紀）

付　日本国憲法