家族論を学ぶ人のために

家族論を学ぶ人のために
著者 中川 淳
ジャンル 社会
シリーズ 学ぶ人のために
出版年月日 1999/12/10
ISBN 9784790707875
判型・ページ数 4-6・248ページ
定価 2,090円(本体1,900円)
在庫 絶版

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さまざまな学問分野において研究対象とされている「家族」。社会の変動の激しい今日、家族はどのように把握され、どのような課題を持っているか。現代の学問的水準を踏まえて平易に、家族の現代的課題と将来への展望をまとめる。
I 家族へのアプローチ
 第1章 現代家族の課題 ― 哲学の立場から(加茂直樹)
 第2章 家族関係と家族への心理的援助 ― 家族心理学から(佐藤眞子)
 第3章 近代家族の社会化機能 ― 教育学から(森 繁男)
 第4章 家族論の現在 ― 社会学から(進藤雄三)
 第5章 社会的脈絡のなかの親族と家族 ― 社会人類学から(大塚和夫)
 第6章 家族法の理念の展開 ― 家族立法の視点から(中川 淳)
 第7章 家族関係と社会的援助 ― 社会福祉学から(本沢巳代子)
 第8章 西欧的家族観の諸相 ― 家族の比較史のために(吉原達也)
II 現代家族の課題
 第1章 夫婦別姓 (床谷文雄)
 第2章 生殖補助医療 (高嶌英弘)
 第3章 シングル・マザー (細辻恵子)
 第4章 「子」の非行・犯罪 (鮎川 潤)
 第5章 ファミリー・バイオレンス(井上眞理子)
 第6章 高齢期の家族関係 (安達正嗣)
 第7章 家族の国際化 (小川富之)
 第8章 家族の紛争処理と家庭裁判所(山田美枝子)
※コラム
 家族を支える生物学的基盤(山極寿一)/核家族の普遍性をめぐって(米山俊直)/家族がよい状態を保つには?(町田玲子)/児童虐待への接点 ― トラウマだけが問題なのか(上野加代子)/自由なセックスと感情表現(岡原正幸)

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