フランス女性の世紀
啓蒙と革命を通して見た第二の性
著者 | 植田 祐次 編 |
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ジャンル | 外国語・外国文学・芸術 |
シリーズ | 世界思想ゼミナール |
出版年月日 | 2008/06/30 |
ISBN | 9784790713364 |
判型・ページ数 | 4-6・310ページ |
定価 | 2,420円(本体2,200円) |
在庫 | 在庫僅少 |
フランス十八世紀は「女性の世紀」である。それまで「第二の性」とみなされていた女性たちが、自立した生を主張しはじめる。彼女たちはいかに生き、何をいかに表現したか、男性作家の作品にどう描かれたか ― 彼女らの肖像を重層的に再現する。
まえがき ― 本書の眼目と構成 ― (植田祐次)
凡 例
●I 小説の中の女性
第1章 悲劇の描き方
― ヴォルテール『ランジェニュ』 ― (植田祐次)
第2章 恋愛遊戯のモラリスト
― クロード・クレビヨン『心と精神の迷い』 ― (橋本克己)
第3章 貞節という美徳
― ロベール・シャール『フランス名婦伝』 ― (藤原真実)
第4章 〈熊〉の私を天才にした女性たち
― ルソー『告白』『新エロイーズ』『エミール』 ― (小池健男)
第5章 もう一つの女性論
― ディドロ『修道女』 ― (藤原真実)
第6章 成り上がる女たちの人生模様
― レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ『当世の女たち』 ― (大場静枝)
第7章 女性の死と再生の一ドラマ
― サド『エミリー・ド・トゥールヴィル』 ― (橋本到)
●II 女性たちの肖像
第1章 自立した啓蒙女性の軌跡
― ベンティンク伯爵夫人 ― (植田祐次)
第2章 さかさまのおとぎ話
― スタール=ドロネー ― (橋本克己)
第3章 自己に忠実に生きた女性
― デファン侯爵夫人 ― (大場静枝)
第4章 三層の生を生きたルソーの弟子
― ロラン夫人と『回想録』 ― (植田祐次・勝田千恵子)
第5章 透徹した意識による異議申し立て
― イザベル・ド・シャリエール ― (植田祐次)
第6章 生成する物語
― シャルロット・コルデー ― (太原孝英)
第7章 世論を盾に皇帝と対峙した女性
― スタール夫人 ― (小宮基敬)
●III 女性作家の作品
第1章 見交わさざる眼差し
― リコボニー夫人『クレシ侯爵の物語』 ― (橋本到)
第2章 孤独な自己探求の道
― グラフィニー夫人『ペルー娘の手紙』 ― (多田寿康)
第3章 過去の残照
― ジャンリス夫人『クレルモン嬢』 ― (小宮基敬)
第4章 したたかに愛を貫く
― タンサン夫人『コマンジュ伯爵の回想録』 ― (橋本到)
第5章 民衆にイメージを与えた劇作家
― オランプ・ド・グージュ『修道院』、
『デュムーリエのブリュッセル入り』 ― (太原孝英)
第6章 愛と義務のファンタスム
― コタン夫人『クレール・ダルブ』 ― (多田寿康)
第7章 第二の性への醒めた目
― イザベル・ド・シャリエール『ローザンヌからの手紙』 ― (植田祐次)
参考文献
あとがき(植田祐次)
凡 例
●I 小説の中の女性
第1章 悲劇の描き方
― ヴォルテール『ランジェニュ』 ― (植田祐次)
第2章 恋愛遊戯のモラリスト
― クロード・クレビヨン『心と精神の迷い』 ― (橋本克己)
第3章 貞節という美徳
― ロベール・シャール『フランス名婦伝』 ― (藤原真実)
第4章 〈熊〉の私を天才にした女性たち
― ルソー『告白』『新エロイーズ』『エミール』 ― (小池健男)
第5章 もう一つの女性論
― ディドロ『修道女』 ― (藤原真実)
第6章 成り上がる女たちの人生模様
― レチフ・ド・ラ・ブルトンヌ『当世の女たち』 ― (大場静枝)
第7章 女性の死と再生の一ドラマ
― サド『エミリー・ド・トゥールヴィル』 ― (橋本到)
●II 女性たちの肖像
第1章 自立した啓蒙女性の軌跡
― ベンティンク伯爵夫人 ― (植田祐次)
第2章 さかさまのおとぎ話
― スタール=ドロネー ― (橋本克己)
第3章 自己に忠実に生きた女性
― デファン侯爵夫人 ― (大場静枝)
第4章 三層の生を生きたルソーの弟子
― ロラン夫人と『回想録』 ― (植田祐次・勝田千恵子)
第5章 透徹した意識による異議申し立て
― イザベル・ド・シャリエール ― (植田祐次)
第6章 生成する物語
― シャルロット・コルデー ― (太原孝英)
第7章 世論を盾に皇帝と対峙した女性
― スタール夫人 ― (小宮基敬)
●III 女性作家の作品
第1章 見交わさざる眼差し
― リコボニー夫人『クレシ侯爵の物語』 ― (橋本到)
第2章 孤独な自己探求の道
― グラフィニー夫人『ペルー娘の手紙』 ― (多田寿康)
第3章 過去の残照
― ジャンリス夫人『クレルモン嬢』 ― (小宮基敬)
第4章 したたかに愛を貫く
― タンサン夫人『コマンジュ伯爵の回想録』 ― (橋本到)
第5章 民衆にイメージを与えた劇作家
― オランプ・ド・グージュ『修道院』、
『デュムーリエのブリュッセル入り』 ― (太原孝英)
第6章 愛と義務のファンタスム
― コタン夫人『クレール・ダルブ』 ― (多田寿康)
第7章 第二の性への醒めた目
― イザベル・ド・シャリエール『ローザンヌからの手紙』 ― (植田祐次)
参考文献
あとがき(植田祐次)
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