ジェイン・オースティンの生涯

小説家の視座から

ジェイン・オースティンの生涯
著者 キャロル・シールズ
内田 能嗣 監訳
惣谷 美智子 監訳
ジャンル 外国語・外国文学・芸術
出版年月日 2009/05/30
ISBN 9784790714149
判型・ページ数 4-6・240ページ
定価 2,530円(本体2,300円)
在庫 在庫僅少

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イギリス近代小説の伝統を確固たるものにしたJ・オースティン。ピュリッツァー賞作家C・シールズはオースティンの心の中に入り込む。そこで小説家同士の視線が同一化し、紡ぎ出された、単なる出来事の羅列に終わらない斬新な伝記である。
まえがき ― 瞥見して描かれる人生(内田能嗣)

1 伝記は小説の中に(山本紀美子)
2 ジェイン・オースティン、作家になるまで(田村妙子)
3 習作に満ちあふれる想像力(宮副紀子)
4 「レディ・スーザン」執筆前後(大角洋子)
5 二十歳の恋(顕谷美枝子)
6 苦境の中で(山内理恵)
7 二つの世界(渡千鶴子)
8 『高慢と偏見』 ― 不幸の中から生まれた最も幸福に満ちた小説(馬渕恵里)
9 『ノーサンガー・アビー』 ― 小説家オースティンの出発点(西山裕子)
10 バース引っ越しをめぐって(橋本登代子)
11 バース(奥村真紀)
12 作家活動の中断(奥村真紀)
13 中年期の沈黙(早瀬和栄)
14 未完の小説『ワトソン家の人びと』(杉村寛子)
15 創作を支えた日常(杉村寛子)
16 バースからチョートンへ(皆本智美)
17 初めての小説出版の頃(皆本智美)
18 『分別と多感』『高慢と偏見』の出版(柏原和子)
19 『マンスフィールド・パーク』の出版(柏原和子)
20 作品『エマ』(1) ― 女主人公の人物像(小野ゆき子)
21 作品『エマ』(2) ― 評価(小野ゆき子)
22 『説得』、そして死(前田淑江)
23 オースティン小説の特質(前田淑江)

出典について(惣谷美智子)/監訳者あとがき(内田能嗣)/オースティン家系図(瀧川宏樹)/ジェイン・オースティン年譜(徳永梓)/索引(瀧川宏樹)/訳者紹介・監訳者紹介

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