和歌史を学ぶ人のために
万葉・古今・新古今から、近世の歌、近代短歌(啄木・晶子・子規等)までの三百七十余首を鑑賞し、日本の古典和歌の歴史を俯瞰すると同時に、和歌の情報に満ちあふれる本書は日本語・文学・文化学習にとって不可欠な座右の書となるであろう。
はじめに
■第一部 古代の和歌の歴史
一、『万葉集』第Ⅰ・Ⅱ期(大浦誠士)
二、『万葉集』第Ⅲ・Ⅳ期(鉄野昌弘)
三、『古今集』とその前後 ― 平安時代前期(鈴木宏子)
四、新風への気運 ― 平安時代中期(松本真奈美)
五、『千載集』の成立まで ― 平安時代後期(吉野朋美)
■第二部 中近世の和歌の歴史
一、『新古今集』の成立 ― 鎌倉時代初期(渡邉裕美子)
二、新古今以後 ― 鎌倉時代(平野多恵)
三、南北朝・室町・戦国時代の和歌(山本啓介)
四、後水尾天皇と同時代の地下歌人たち ― 江戸時代前期(西田正宏)
五、県居派・江戸派・桂園派の歌人たち ― 江戸時代中・後期(田中康二)
六、幕末の歌人たち(田代一葉)
七、和歌から短歌へ ― 明治時代初期(下田祐介)
■第三部 キーワードによる通覧
一、題 詠(鈴木健一)
二、女流歌人 ― その挑戦(久富木原玲)
三、和 漢(堀川貴司)
◎参考文献一覧/参考年表/あとがき/索引(初二句、人名、作品名)/執筆者紹介
■第一部 古代の和歌の歴史
一、『万葉集』第Ⅰ・Ⅱ期(大浦誠士)
二、『万葉集』第Ⅲ・Ⅳ期(鉄野昌弘)
三、『古今集』とその前後 ― 平安時代前期(鈴木宏子)
四、新風への気運 ― 平安時代中期(松本真奈美)
五、『千載集』の成立まで ― 平安時代後期(吉野朋美)
■第二部 中近世の和歌の歴史
一、『新古今集』の成立 ― 鎌倉時代初期(渡邉裕美子)
二、新古今以後 ― 鎌倉時代(平野多恵)
三、南北朝・室町・戦国時代の和歌(山本啓介)
四、後水尾天皇と同時代の地下歌人たち ― 江戸時代前期(西田正宏)
五、県居派・江戸派・桂園派の歌人たち ― 江戸時代中・後期(田中康二)
六、幕末の歌人たち(田代一葉)
七、和歌から短歌へ ― 明治時代初期(下田祐介)
■第三部 キーワードによる通覧
一、題 詠(鈴木健一)
二、女流歌人 ― その挑戦(久富木原玲)
三、和 漢(堀川貴司)
◎参考文献一覧/参考年表/あとがき/索引(初二句、人名、作品名)/執筆者紹介