日本語の歴史、発音や文法の各分野の現在の水準を明らかにし、これからどのように研究してゆくべきか概説する。国文学的研究の資料として古典籍を分析するための主要な方法である国語学の、最新学説に基づく教科書。付・国語史関連年表
「国語学」という分野
第一章 資料論(肥爪周二)
第二章 表記史(鈴木功眞)
第三章 語彙史(大槻 信)
第四章 音韻史(木田章義)
第五章 文法史(青木博史)
第六章 敬語史(森山由紀子)
第七章 文体史(木田章義)
第八章 国語学史(山本真吾)
コラム
国語史関連年表
参考文献