はじめてのメディア研究〔第2版〕
「基礎知識」から「テーマの見つけ方」まで
現代の私たちの日常生活には,メディアがあふれています。 人とコミュニケーションをとったり,情報を得たり, あるいはエンターテインメントとして楽しむ際に, 私たちはさまざまなメディアを活用しています。 生活そのものとメディアが密接に結びついている現代社会では, 個人や社会におけるものの考え方や価値観,好み, アイデンティティに至るまで, 多かれ少なかれメディアの影響を受けています。しかしながら, 私たちがメディアについてじっくり学ぶ機会はなかなかありません 。メディア研究とは具体的にどのような学びをする学問なのか, その一例をわかりやすく伝えたいという思いから, この本は生まれました。
(「編者 はじめに」より抜粋)
はじめに
Ⅰ メディア研究の基礎知識
第1章 メディア・リテラシー 浪田陽子
実践!メディア・リテラシー① スパゲッティーは木に生える?
実践!メディア・リテラシー② 対立候補は核兵器を使用する? 米大統領選のネガティブキャンペーン
第2章 ジャーナリズムの歴史と課題 柳澤伸司
第3章 現代メディア史と戦前・戦後の社会変容 福間良明
第4章 メディアと現代社会 筒井淳也
第5章 メディア研究と社会学理論 高橋顕也
第6章 メディアと文化の理論 瓜生吉則
COLUMN 1 メディア・コングロマリットと民主主義のゆくえ(浪田陽子)
COLUMN 2 メディア産業を支える広告費のデータ(長澤克重)
Ⅱ 研究テーマの見つけ方
Part1 ジャーナリズムと広報・広告
1 戦争の記憶とメディア――かつて「8・6」「8・9」はなぜ「祝祭」だったのか(福間良明)
2 民族紛争と国際報道――イスラエル・パレスチナ紛争とメディア(日高勝之)
3 音声メディアを問い直す(坂田謙司)
4 スポーツとメディア――アメリカ合衆国におけるベースボールとフットボールの発展から考える(川口晋一)
5 広告に見えない広告――消費者との絆づくりのための企業の取り組み(小泉秀昭)
6 ジャーナリズム史研究の方法――戦後日本を中心に(根津朝彦)
Part2 ポピュラー・カルチャーを読み解く
1 『少年ジャンプ』のメディア論(瓜生吉則)
2 雑誌と本の社会的機能――『はだしのゲン』『きけわだつみのこえ』の正典化(福間良明)
3 少女マンガで語られた「戦争」――花と夢だけではない少女マンガの世界(増田幸子)
4 アート・観光・メディア――廃墟はいかに見られたか(住田翔子)
5 グローバル化とメディア表象――日韓映画の現在から考える(日高勝之)
6 はじめてのソーシャルメディア研究――マスメディアとの共振作用(飯田 豊)
索引(人名/事項)
執筆者紹介
Ⅰ メディア研究の基礎知識
第1章 メディア・リテラシー 浪田陽子
実践!メディア・リテラシー① スパゲッティーは木に生える?
実践!メディア・リテラシー② 対立候補は核兵器を使用する? 米大統領選のネガティブキャンペーン
第2章 ジャーナリズムの歴史と課題 柳澤伸司
第3章 現代メディア史と戦前・戦後の社会変容 福間良明
第4章 メディアと現代社会 筒井淳也
第5章 メディア研究と社会学理論 高橋顕也
第6章 メディアと文化の理論 瓜生吉則
COLUMN 1 メディア・コングロマリットと民主主義のゆくえ(浪田陽子)
COLUMN 2 メディア産業を支える広告費のデータ(長澤克重)
Ⅱ 研究テーマの見つけ方
Part1 ジャーナリズムと広報・広告
1 戦争の記憶とメディア――かつて「8・6」「8・9」はなぜ「祝祭」だったのか(福間良明)
2 民族紛争と国際報道――イスラエル・パレスチナ紛争とメディア(日高勝之)
3 音声メディアを問い直す(坂田謙司)
4 スポーツとメディア――アメリカ合衆国におけるベースボールとフットボールの発展から考える(川口晋一)
5 広告に見えない広告――消費者との絆づくりのための企業の取り組み(小泉秀昭)
6 ジャーナリズム史研究の方法――戦後日本を中心に(根津朝彦)
Part2 ポピュラー・カルチャーを読み解く
1 『少年ジャンプ』のメディア論(瓜生吉則)
2 雑誌と本の社会的機能――『はだしのゲン』『きけわだつみのこえ』の正典化(福間良明)
3 少女マンガで語られた「戦争」――花と夢だけではない少女マンガの世界(増田幸子)
4 アート・観光・メディア――廃墟はいかに見られたか(住田翔子)
5 グローバル化とメディア表象――日韓映画の現在から考える(日高勝之)
6 はじめてのソーシャルメディア研究――マスメディアとの共振作用(飯田 豊)
索引(人名/事項)
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