はじめてのメディア研究

「基礎知識」から「テーマの見つけ方」まで

はじめてのメディア研究
著者 浪田 陽子
福間 良明
ジャンル メディア・マスコミ
テキスト > メディア・マスコミ
出版年月日 2012/04/30
ISBN 9784790715634
判型・ページ数 A5・288ページ
定価 2,420円(本体2,200円)
在庫 絶版

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メディア研究を始めるのに必要な基本的事柄を押さえた上で、具体的な研究例も幅広く紹介。初めてメディアについて学ぶ人はもちろんゼミや卒業論文の研究テーマを探している人にも、基礎的事項を確認し応用へとつなげていくためのヒントを提示
はじめに

Ⅰ メディア研究の基礎知識

第1章 メディア・リテラシー(浪田陽子)
第2章 メディア史を概観する(金山 勉)
第3章 ジャーナリズムの歴史と課題(柳澤伸司)
第4章 メディアと社会の理論(筒井淳也)
第5章 メディアと文化の理論(瓜生吉則)

column1 メディア・コングロマリットと民主主義のゆくえ(浪田陽子)
column2 メディア政策と「地デジ化」(金山 勉)

Ⅱ 研究テーマの見つけ方

Part1 ジャーナリズムと広報・広告
1 戦争の記憶とメディア
― かつて「8・6」「8・9」はなぜ「祝祭」だったのか(福間良明)
2 民族紛争と国際報道
― イスラエル・パレスチナ紛争とメディア(日高勝之)
3 政治とメディア
― 記者クラブの何が問題なのか(奥村信幸)
4 メディアは、誰が、なぜ生み出すのか
― 人々の欲求と想像力(坂田謙司)
5 スポーツとメディア
― 合衆国における放送と「国民的娯楽」の変遷(川口晋一)
6 広告コミュニケーションの新しい方向性
― 消費者との絆づくりのための企業の取り組み(小泉秀昭)
7 博覧会と「戦意高揚」
― 宣伝メディアの機能と逆説(福間良明)

column3 ニュースをつくるとニュースが見えてくる(奥村信幸)
column4 人間を解放する営みとしての「パブリック・アクセス」(金山 勉)

Part2 ポピュラー・カルチャーを読み解く
1 『少年ジャンプ』のメディア論(瓜生吉則)
2 雑誌と本の社会的機能
― 『はだしのゲン』『きけわだつみのこえ』の正典化(福間良明)
3 少女マンガで語られた「戦争」
― 花と夢だけではない少女マンガの世界(増田幸子)
4 メディアとしての芸術
― イメージ・リテラシーとイメージの世界観(仲間裕子)
5 音楽空間論
― 「ユーザー」と限界芸術論から考える(粟谷佳司)
6 グローバル化とメディア表象
― 韓流ブームと「喪」の越境(日高勝之)
7 旅行ガイドブックと旅行の「質」(赤井正二)

column5 フリーコピー時代のコンテンツ産業(長澤克重)
column6 携帯電話のユーザ体験(筒井淳也)

人名索引
事項索引
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