フッサールを学ぶ人のために
フッサールの現象学をテクストに即して多面的に検討するとともに、同時代の哲学思潮とのあいだに生じた諸問題や、フッサール以後の現象学が直面した現代思想との交錯と対決を描き、二十一世紀へ向けての現象学の課題と新たな展開方向をさぐる。
〔座談会〕現象学の現在と未来 ― 現象学の可能性(節1~3)★野家・村田・水野・鷲田
(司会)新田義弘・谷 徹
I 現象学の学問論的意図
1 フッサールの現象学―知の解体と再構築(節1~4)★新田義弘
2 現象学の「突破口」―『論理学研究』を中心にして(節1~3)★村田純一
3 現象学と学問論(節1~5)★千田義光
4 現象学の近代科学批判―『危機』を中心として(節1~3)★野家伸也
II 発生的現象学と経験の分析
1 地平の現象学―意味の受動的自己構成(節1~3)★田村京子
2 空間と身体(節1~3)★丸山徳治
3 時間意識の現象学
― 初期時間意識論から後期の生き生きした現在論まで(節1~6)★和田 渡
4 相互主観性と他者の現象学(節1~5)★飯野由美子
III フッサールと同時代の思想
1 現象学・ドイツ実証主義・生の哲学
― マッハ、アヴェナリウス、ディルタイとフッサール(節1~3)★日暮陽一
2 フッサールと新カント学派
― 超越論哲学の二つの形態と今日的意義(節1~4)★平田俊博
3 生きるここと見ること
― ベルクソンとフッサールにおける直観の差異(節1~3)★木岡伸夫
4 ミュンヘン学派とフッサール(節1~3)★直江清隆
IV フッサールとフッサール以後の思想
1 哲学的解釈学とフッサール
― ガダマー、リクールの「理解の循環」(節1~3)★竹田純郎
2 分析哲学とフッサール(節1~5)★貫 成人
3 ポスト構造主義(デリダ、レヴィナス)とフッサール(節1~5)★佐藤真理人
4 現象学とシステム論(節1~2)★佐藤康邦
V 現象学の今後の課題と新たな展開方向
1 生活世界、志向性、人間科学(節1~3)★門脇俊介
2 ハイデガーと現象学
― 解釈学的現象学から顕現せざるものの現象学へ(節1~3)★丹木博一
3 ミシェル・アンリ、運動としての身体
― メルロ=ポンティの知覚の身体を超えて(節1~2)★山形頼洋
文献案内/あとがき/人名索引/事項索引
(司会)新田義弘・谷 徹
I 現象学の学問論的意図
1 フッサールの現象学―知の解体と再構築(節1~4)★新田義弘
2 現象学の「突破口」―『論理学研究』を中心にして(節1~3)★村田純一
3 現象学と学問論(節1~5)★千田義光
4 現象学の近代科学批判―『危機』を中心として(節1~3)★野家伸也
II 発生的現象学と経験の分析
1 地平の現象学―意味の受動的自己構成(節1~3)★田村京子
2 空間と身体(節1~3)★丸山徳治
3 時間意識の現象学
― 初期時間意識論から後期の生き生きした現在論まで(節1~6)★和田 渡
4 相互主観性と他者の現象学(節1~5)★飯野由美子
III フッサールと同時代の思想
1 現象学・ドイツ実証主義・生の哲学
― マッハ、アヴェナリウス、ディルタイとフッサール(節1~3)★日暮陽一
2 フッサールと新カント学派
― 超越論哲学の二つの形態と今日的意義(節1~4)★平田俊博
3 生きるここと見ること
― ベルクソンとフッサールにおける直観の差異(節1~3)★木岡伸夫
4 ミュンヘン学派とフッサール(節1~3)★直江清隆
IV フッサールとフッサール以後の思想
1 哲学的解釈学とフッサール
― ガダマー、リクールの「理解の循環」(節1~3)★竹田純郎
2 分析哲学とフッサール(節1~5)★貫 成人
3 ポスト構造主義(デリダ、レヴィナス)とフッサール(節1~5)★佐藤真理人
4 現象学とシステム論(節1~2)★佐藤康邦
V 現象学の今後の課題と新たな展開方向
1 生活世界、志向性、人間科学(節1~3)★門脇俊介
2 ハイデガーと現象学
― 解釈学的現象学から顕現せざるものの現象学へ(節1~3)★丹木博一
3 ミシェル・アンリ、運動としての身体
― メルロ=ポンティの知覚の身体を超えて(節1~2)★山形頼洋
文献案内/あとがき/人名索引/事項索引