真理の形而上学
デカルトとその時代
西洋17世紀哲学の主要テーマであった「真理」の問題を、デカルトを中心に、マルブランシュ、ガッサンディ、スピノザ、ライプニッツ、パスカル等において精査し、事物の根本原理としての「神」を中核とする新しい形而上学の可能性を追究する。
序 論
第一章 真であるとは何であるか ― デカルトと自然の光
一 真理の定義―対応説か
二 自然の光―真理の根拠づけ
三 神の存在証明―自然の光への確信
四 明晰判明の規則/五 学知と確信
第二章 コギト・観念・真理 ― マルブランシュとデカルト
一 マルブランシュのコギト解釈
二 観 念/三 真 理
第三章 観念をめぐって ― ガッサンディとデカルト
一 観念の定義/二 観念の起源
三 真理基準と明晰判明な観念/四 神の観念
第四章 真理基準をめぐって(1) ― スピノザとデカルト
一 デカルトと真理/二 スピノザと真理
三 真なる観念/四 真理と神
第五章 真理基準をめぐって(2) ― ライプニッツとデカルト
一 ライプニッツの真理論
二 デカルト・ライプニッツの真理基準
第六章 パスカルのデカルト批判
一 交渉の事実関係
二 パスカルのデカルト批判 ― テキストの分析
三 デカルト関連のテキスト ― 「考える葦」と神の存在証明
第七章 確実性と真理―パスカルとデカルト
一 確実性/二 真 理
補章一 デカルト「第五反論について」
補章二 マルブランシュ「観念の本性について」
注/あとがき/初出一覧/索 引
第一章 真であるとは何であるか ― デカルトと自然の光
一 真理の定義―対応説か
二 自然の光―真理の根拠づけ
三 神の存在証明―自然の光への確信
四 明晰判明の規則/五 学知と確信
第二章 コギト・観念・真理 ― マルブランシュとデカルト
一 マルブランシュのコギト解釈
二 観 念/三 真 理
第三章 観念をめぐって ― ガッサンディとデカルト
一 観念の定義/二 観念の起源
三 真理基準と明晰判明な観念/四 神の観念
第四章 真理基準をめぐって(1) ― スピノザとデカルト
一 デカルトと真理/二 スピノザと真理
三 真なる観念/四 真理と神
第五章 真理基準をめぐって(2) ― ライプニッツとデカルト
一 ライプニッツの真理論
二 デカルト・ライプニッツの真理基準
第六章 パスカルのデカルト批判
一 交渉の事実関係
二 パスカルのデカルト批判 ― テキストの分析
三 デカルト関連のテキスト ― 「考える葦」と神の存在証明
第七章 確実性と真理―パスカルとデカルト
一 確実性/二 真 理
補章一 デカルト「第五反論について」
補章二 マルブランシュ「観念の本性について」
注/あとがき/初出一覧/索 引