21世紀への橋と扉

展開するジンメル社会学

21世紀への橋と扉
著者 居安 正
副田 義也
岩崎 信彦
ジャンル 社会
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2001/06/20
ISBN 9784790708803
判型・ページ数 4-6・272ページ
定価 2,090円(本体1,900円)
在庫 在庫僅少

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100年前、『貨幣の哲学』によって世紀をつないだジンメル。気鋭のジンメル研究者たちが、個人主義、貧者、都市、貨幣、宗教など、各々のこだわりをもってジンメル理論の今日的解析力を検証し、そのなかに21世紀へのメッセージをさぐる。
序 論 日本社会学のジンメル体験・断章
  ― 清水幾太郎のばあい【副田義也】
I 個人と社会のジンメル的構成
 第1章 ジンメルにおける個人と社会【大鐘 武】
 第2章 支配と多数決における個人と社会【杉本 学】
 第3章 社会主義 そのジンメル的語り方【岸川富士夫】
 第4章 ジンメルとは何者か
   ― 個人主義をめぐって【仲村祥一】
II 現代という時代の陰翳
 第5章 貧者の権利とスティグマ【副田義也】
 第6章 大企業社会の組織と信頼【鈴木秀一】
 第7章 「社会圏」としての家族が意味するもの【細江容子】
 第8章 売春と個人的価値【小高良友】
 第9章 遊歩する都市とモデルネの桎梏
   ― 再びジンメルの都市へ【菅康 弘】
III 21世紀へのメッセージ
 第10章 「学校教育論」の新時代【佐久間孝正】
 第11章 堕落する「世俗の神」=貨幣【岩崎信彦】
 第12章 ジンメルの宗教観
   ― 21世紀における魂の救済【岡澤憲一郎】

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