自立と甘えの社会学

自立と甘えの社会学
著者 畠中 宗一
ジャンル 社会
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2002/02/20
ISBN 9784790709183
判型・ページ数 4-6・268ページ
定価 2,420円(本体2,200円)
在庫 絶版

この本に関するお問い合わせ・感想

自立を優先する社会では家族の情緒関係や親密な他者の愛情を確認する手立てとしての甘えの機能等を否定し、高い緊張感が家庭や社会で増幅されてはいないか。家族によるメンテナンスや甘えの評価を通して健康的な人間関係の再構築を支援する。
プロローグ:「自立」と「甘え」の新たな関係を求めて(畠中宗一)
第1部 「自立」と「甘え」をめぐるパースペクティブ
 第1章 家族臨床(畠中宗一)
 第2章 児童福祉(野澤正子)
 第3章 障害児教育(堀 智晴)
第2部 せめぎあう「自立」と「甘え」
 第4章 老人虐待(杉井潤子)
 第5章 ドメスティック・バイオレンス(内藤朝雄)
 第6章 アルコール依存症者(松下武志)
 第7章 不登校(畠中宗一)
第3部 「自立」と「甘え」をめぐる最前線
 第8章 家庭養護(岩崎美枝子)
 第9章 家庭的保育(福川須美)
 第10章 母子関係(栗山直子)
エピローグ:「自立」と「甘え」の弁証法(畠中宗一)
●学習文献案内  ●あとがき  ●索引

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加

関連書籍

同じジャンルの商品