日本哲学の国際性
海外における受容と展望
フランス語、英語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語そして中国語という六つの言語圏における「日本哲学」受容の歴史を概観し、歴史的資料の紹介や将来への展望をまじえつつ、「日本哲学」研究上のさまざまな問題点を浮かび上がらせる。
緒言[J.W.ハイジック]
第一章/フランス語圏
1 フランスにおける日本思想研究の現状[F.ジラール]
2 フランス語圏における現代日本哲学研究[B.ステヴァンス]
3 フランス語圏における西田幾多郎研究 ― アプローチと展望[J.トランブレー]
第二章/英語圏
1 英語圏における日本哲学[T.P.カスリス]
2 海外における日本人研究者の活動と貢献[有坂陽子]
第三章/スペイン語圏
1 スペインにおける日本哲学[R.ボウソ]
2 ラテンアメリカにおける日本哲学[L.クノート]
第四章/イタリア語圏
1 イタリアにおける日本の宗教・哲学研究[M.チェスターリ]
2 イタリアにおける日本の哲学の未来[T.トゾリーニ]
第五章/ドイツ語圏
1 ドイツ語圏における日本哲学[R.エルバーフェルト]
2 ドイツにおける日本仏教の哲学的受容[松戸行雄]
3 ドイツにおける日本哲学の未来[G.コプフ]
第六章/中国語圏
1 中国語圏における日本の哲学[張 政遠]
第七章/哲学の定義を考える
1 生成中の哲学を定義すること[J.C.マラルド]
2 日本の宗教哲学における刺激的な両義性 ― 西田と禅とを中心に[B.デービス]
3 定義された哲学を「再定義」する ― 『日本哲学資料集』へのアポロジー[J.W.ハイジック]
人名索引
第一章/フランス語圏
1 フランスにおける日本思想研究の現状[F.ジラール]
2 フランス語圏における現代日本哲学研究[B.ステヴァンス]
3 フランス語圏における西田幾多郎研究 ― アプローチと展望[J.トランブレー]
第二章/英語圏
1 英語圏における日本哲学[T.P.カスリス]
2 海外における日本人研究者の活動と貢献[有坂陽子]
第三章/スペイン語圏
1 スペインにおける日本哲学[R.ボウソ]
2 ラテンアメリカにおける日本哲学[L.クノート]
第四章/イタリア語圏
1 イタリアにおける日本の宗教・哲学研究[M.チェスターリ]
2 イタリアにおける日本の哲学の未来[T.トゾリーニ]
第五章/ドイツ語圏
1 ドイツ語圏における日本哲学[R.エルバーフェルト]
2 ドイツにおける日本仏教の哲学的受容[松戸行雄]
3 ドイツにおける日本哲学の未来[G.コプフ]
第六章/中国語圏
1 中国語圏における日本の哲学[張 政遠]
第七章/哲学の定義を考える
1 生成中の哲学を定義すること[J.C.マラルド]
2 日本の宗教哲学における刺激的な両義性 ― 西田と禅とを中心に[B.デービス]
3 定義された哲学を「再定義」する ― 『日本哲学資料集』へのアポロジー[J.W.ハイジック]
人名索引