現代青少年の社会学

対話形式で考える37章

現代青少年の社会学
著者 渡部 真
ジャンル 教育
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2006/09/20
ISBN 9784790712084
判型・ページ数 4-6・348ページ
定価 2,090円(本体1,900円)
在庫 絶版

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青年期の自殺から親子関係、進学、大学教育の行方、職業選択、非行や少年犯罪の問題まで、生きづらい現実を見透かし、不平等社会の真っ只中でたちすくむ現代日本の若者たちにあたたかいエールをおくる、魅惑的な対話篇。
まえがき
第1章 自殺率について
第2章 実力社会のなかの若者たち ― プロ将棋の世界で
第3章 属性社会のなかの若者たち ― 歌舞伎の世界で
第4章 四つの指標から見た日本社会 ― 『論争・中流崩壊』を読む
第5章 大学教育の行方 ― 立花隆『東大生はバカになったか』を読む
第6章 中・高校生の価値観の国際比較
第7章 「聖」と「遊」への離脱 ― 井上俊「青年の文化」を読む
第8章 「聖」への離脱の衰退について
第9章 免除職の廃止と大学院
第10章 テレビと青少年 ― 日本PTA全国協議会の調査をめぐって
第11章 大学生の親子関係について
第12章 不登校を考える(1) ― 国立教育政策研究所の調査報告書をめぐって
第13章 不登校を考える(2) ― 森田洋司編『不登校 ― その後』を読む
第14章 不登校を考える(3) ― 不登校はなぜ減ったのか?
第15章 青年期における変わらないもの ― 『ライ麦畑でつかまえて』と『アニー・ホール』
第16章 大学の授業方法について(1)
第17章 大学の授業方法について(2)
第18章 10代の悩みの変化について ― 『大正時代の身の上相談』を読む
第19章 自己洞察と他者理解 ― 義家弘介『不良少年の夢』を読む
第20章 大学生の自画像について
第21章 職業選択の難しさ(1) ― 村上龍『13歳のハローワーク』を読む
第22章 職業選択の難しさ(2) ― 学校と現実社会の関係について
第23章 高校生文化の変遷について(1) ― 四方田犬彦『ハイスクール1968』を読む
第24章 高校生文化の変遷について(2) ― 1980年代初頭の高校生
第25章 高校生文化の変遷について(3) ― 1980年代初頭と現在の比較
第26章 結婚観と離婚観の国際比較 ― 『第7回世界青年意識調査報告書』を読む(1)
第27章 日本の若者とスウェーデンの若者 ― 『第7回世界青年意識調査報告書』を読む(2)
第28章 思考と知識 ― スウェーデンの中学教科書『あなた自身の社会』を読む
第29章 「レッテル貼り」について ― 大村英昭『非行のリアリティ』を読む
第30章 「非行少年」というレッテル
第31章 少年非行と日本人
第32章 動機のはっきりしない少年事件について
第33章 青年の犯罪について ― ドストエフスキーの『罪と罰』と『地下室の手記』から
第34章 有害図書問題について ― 橋本健午『有害図書と青少年問題』を読む
第35章 学力低下問題を考える(1) ― 西村和雄編『学力低下と新指導要領』を読む
第36章 学力低下問題を考える(2) ― 佐藤学『学力を問い直す』を読む
第37章 2006年7月からの考察

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