質的調査法を学ぶ人のために

質的調査法を学ぶ人のために
著者 北澤 毅
古賀 正義
ジャンル 社会
テキスト > 社会
シリーズ 学ぶ人のために
出版年月日 2008/05/20
ISBN 9784790713333
判型・ページ数 4-6・280ページ
定価 2,420円(本体2,200円)
在庫 在庫僅少

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「データは集めたけれど、どう分析すればいいの?」 ― エスノメソドロジーと社会構築主義に依拠し、会話分析、インタビュー、エスノグラフィー、言説研究などの思考法と技法を解説。日常に埋め込まれている社会の構造を読み解く力を磨く。
はじめに[古賀正義]

●第I部 質的調査の目的と方法
第1章 質的調査の四半世紀 ― 「質対量」論争を越えて、ポストモダンな時代へ[古賀正義]
第2章 質的調査の思考法[北澤 毅]
第3章 質的調査技法と質的データの特質

●第II部 質的調査の応用と展開
第4章 社会的相互行為の記述について ― 形式構造の標本化を中心に[清矢良崇]
第5章 会話分析とは何か ― 会話をデータ化するということ[阿部耕也]
第6章 臨床エスノメソドロジーの可能性 ― アクチュアリティの演劇的表象へ向けて[秋葉昌樹]
第7章 少年非行の研究法 ― 原因論的実証研究から構築主義的実証研究へ[北澤 毅]
第8章 構築主義的なエスノグラフィーを実践する ― 現場の知を読み解くための技法[古賀正義]
第9章 言説分析のひとつの方向性 ― いじめ言説の「規則性」に着目して[間山広朗]

●第III部 質的調査の論争点
第10章 質対量論争は終わっていない ― 正統派フィールドワーカーの調査論から学ぶ
第11章 質的調査が求めるものは何か ― 脱心理学的リサーチャーの調査観から学ぶ

あとがき[北澤 毅]

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