深刻化する土壌汚染

深刻化する土壌汚染
著者 畑 明郎
ジャンル 法律・政治
出版年月日 2011/01/30
ISBN 9784790715030
判型・ページ数 4-6・264ページ
定価 2,200円(本体2,000円)
在庫 在庫あり

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土壌汚染をめぐる問題が全国で多発している。編著者たちが直接関わった土壌汚染問題の事例を踏まえて、市街地土壌汚染、農用地土壌汚染、アメリカや中国における土壌汚染の実態を検討し、根本的な問題解決策を提言する。
■Ⅰ 市街地土壌汚染
第1章 土壌汚染対策法施行7年、土壌汚染対策の現状と問題点(畑明郎)
第2章 土壌汚染対策法における環境政策後退の要因(安田圭奈江)
第3章 改正土壌汚染対策法の批判的検討(佐藤克春)
第4章 東京・築地市場移転先の東京ガス豊洲工場跡地の土壌汚染問題(畑明郎)
第5章 岡山市小鳥が丘団地の土壌汚染事件(藤原康・岩野敏幸)

■Ⅱ 農用地土壌汚染
第6章 金属鉱業の公害(畑明郎)
第7章 イタイイタイ病の発生源対策(畑明郎)
第8章 イタイイタイ病裁判後の住民運動とその普遍的意味(藤川賢)
第9章 カドミウムの食品安全基準改定と農用地土壌汚染(渡辺伸一・藤川賢)
第10章 休廃止鉱山における鉱害防止事業の実態 ― 費用負担問題を中心に ― (関耕平)

■Ⅲ 世界の土壌汚染と政策提言
第11章 アメリカ・ラブキャナル事件 ― 土壌汚染地域の住宅地の悲劇 ― (山本節子)
第12章 アメリカ・スーパーファンド法と土壌汚染政策(黒坂則子)
第13章 中国・長江流域の土壌汚染調査(畑明郎)
第14章 中華人民共和国土壌汚染防止法の立法問題(王樹義〈翻訳 熊敏娜〉)
第15章 土壌汚染問題への政策提言(畑明郎)

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