自己を生きる力
読書と哲学
「自己」を問うことは「孤独」を問うことだ。孤独な自己を生きることの核心を求めて、夏目漱石、遠藤周作、三島由紀夫、上田閑照、竹内敏晴、山崎正和、一遍の代表的著作を読み進め、「自己存在」の「生」はどこに安心を得るのかを究明する。
序
第1章 夏目漱石『硝子戸の中』
― 片づくことのない人間の問題 ―
第2章 遠藤周作『深い河』
― あなたを離れず、あなたを捨てない ―
第3章 三島由紀夫『金閣寺』
― 虚無の光芒 ―
第4章 上田閑照『上田閑照集』
― 人間存在の根本構造 ―
第5章 竹内敏晴『ことばが劈かれるとき』
― ことばと人間 ―
第6章 山崎正和『社交する人間』
― 現代における心の行方 ―
第7章 一遍『一遍上人語録』
― 其中一人 ―
参考文献
あとがき
第1章 夏目漱石『硝子戸の中』
― 片づくことのない人間の問題 ―
第2章 遠藤周作『深い河』
― あなたを離れず、あなたを捨てない ―
第3章 三島由紀夫『金閣寺』
― 虚無の光芒 ―
第4章 上田閑照『上田閑照集』
― 人間存在の根本構造 ―
第5章 竹内敏晴『ことばが劈かれるとき』
― ことばと人間 ―
第6章 山崎正和『社交する人間』
― 現代における心の行方 ―
第7章 一遍『一遍上人語録』
― 其中一人 ―
参考文献
あとがき