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町田 樹 著
定価2,200円(本体2,000円)
【2026年1月9日発売予定】
私たちはスポーツ文化という広大な沃野をどのように耕し、次代へと受け渡していくべきか――。元アスリート、現研究者として、実践知と学問知を兼ね備える著者が、複眼的視座を駆使し、現代スポーツに対していかなる批評が可能かを模索し実践する。
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横山 紗亜耶 著
定価2,970円(本体2,700円)
【2025年11月25日発売予定】
絶望的なまでに健常者中心の社会を、熱狂的な〈お祭り〉でかき乱す、横浜ピアスタッフ協会(YPS)。「ピアになる」瞬間を追い求める当事者たちの活動、法人化への葛藤、それを「書く」ことの政治性……10年間の調査に基づくノンフィクション。
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鷲田 清一 編高野 裕子 編
定価2,200円(本体2,000円)
【2025年10月27日発売】
コンサートホールを起点に鳴り響く16篇の物語。ジャングルの音、開演前のざわめき、神への祈り……。音楽の初源と極限がここにある。建築家・磯崎新氏の唱えた「ホール=超楽器」をひもとき、音楽を愛するすべての人に贈る、珠玉のエッセイ集。
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工藤 保則 編大山 小夜 編笠井 賢紀 編
定価2,310円(本体2,100円)
【2025年10月20日発売】
自分と他人の関係ってどんなもの? 社会は変えられるの? 読んで、書いて、話して、社会学を丸ごと体験しよう! 〈問いを発見する→調べる→考察する→深める〉の4つのステージを通じて、レポートやプレゼンのコツがつかめる好評入門書の第2版。
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チェ・ソンウン 著小山内 園子 訳
定価1,980円(本体1,800円)
【2025年5月20日発売】
韓国の子持ち高学歴女性は労働市場から退場していく。社会は有能な人材を失い続け、母親たちは代わりにわが子の教育で競争に参戦する。男性本位の職場、個人化されたケアを解体するために何が必要か。スウェーデン、アメリカとの比較から考える。
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守 如子 編前川 直哉 編
定価2,090円(本体1,900円)
【2025年4月3日発売】
女性はメイクをしなければだめ? 男子の遊びと侵害行為の違いは? LGBTは私のまわりにいない? 身近な問いをデータや資料にもとづいて考察。性の多様性や交差性に注目し、思い込みや争点に切り込む。基本から最前線までを貫く、究極の入門書。
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井野瀬 久美惠 著
定価2,970円(本体2,700円)
【2025年3月3日発売】
過去につながり、今を問え!――BLM運動が糾弾する奴隷制の歴史。アイルランド移民の軌跡を物語る遺骨。欧米の博物館を揺るがすベニン・ブロンズ。「知の脱植民地化」の最前線へ。
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伊藤 公雄 編牟田 和恵 編丸山 里美 編
定価2,090円(本体1,900円)
【2025年1月15日発売】
男性/女性の二分法を超え、多様性を認めあう社会へ――「育つ」「シューカツする」「ケアする」といった身近なできごとをジェンダーの視点からとらえ、「当たり前」を問いなおす。四半世紀にわたって読み継がれる好評ロングセラーの改訂版。
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相田 豊 著
定価4,950円(本体4,500円)
【2024年12月16日発売】
アンデス―アマゾンを往復し、出会った、孤独の思考――南米ボリビアで「新しい音楽」として興隆したフォルクローレ。個人の物語を愛し、他者の音を聴かず、堂々と嘘を楽しむ…。共に演奏し、木を伐り、考える中で導かれた、ポスト関係論の人類学。