構築主義の社会学
論争と議論のエスノグラフィー
「社会問題の構築主義」をめぐるウールガーとポーラッチVS.キツセやホルスタイン、ミラーらの論争に関する理論的作と、児童虐待、売春、PTSD(心的外傷後ストレス障害)、教育についての構築主義的モノグラフを収録したユニークな論集。
序
1 本書の構成と著者紹介 2 構築主義論争 3 社会構築主義の展望
第1章 オントロジカル・ゲリマンダリング
スティーヴ・ウールガー、ドロシー・ポーラッチ(平 英美 訳)
1 社会問題をめぐる議論の構造 2 オントロジカル・ゲリマンダリング
3 経験的文献 4 児童虐待の事例 5 社会問題と逸脱の社会学
6 含 意 7結 論
第2章 道徳的ディスコースの日常言語的な構成要素
ピーター・R・イバラ、ジョン・I・キツセ(中河伸俊 訳)
1 はじめに 2 社会問題のディスコースのレトリック
3 研究主題の拡張 4場 面 5まとめ
第3章 構築主義プログラムの再構成
ジェイムズ・A・ホルスタイン、ゲイル・ミラー(鮎川 潤 訳)
1 構築主義とオントロジカル・ゲリマンダリング、リフレクシヴィティ
2 相互作用的実践と社会問題の構築
3 社会問題の一般理論は何の役に立つのか
第4章 社会構築主義とその批判者たち
ゲイル・ミラー、ジェイムズ・A・ホルスタイン(鮎川 潤 訳)
1 社会問題の一般理論は正当性を保証されるのか
2 社会問題の理論はクレイム申し立てか
3 社会問題はどのように書かれるべきか 4 結 論
第5章 クレイム申し立てのなかのレトリック
1 レトリックとクレイム申し立て 2 行方不明の子ども
3 前 提 4論 拠 5結 論 6 討 論
第6章 DSM-IIIにおける心的外傷後ストレス障害(PTSD)
ウィルバー・J・スコット(馬込武志訳)
1 DSM-IおよびDSM-IIにおける戦争神経症
2 DSM-IIと精神医療の実践
3 反ヴェトナム戦争退役軍人会(VVAW)と街角の精神医療
4 シャンタン 5 セントルイスの分水嶺 6 進行中のDSM-III
7 ヴェトナム戦争の退役軍人のための作業グループ
8 反応性障害委員会 9 討 論
第7章 罪としてのセックスから労働としてのセックスへ
ヴァレリー・ジェネス(大庭絵里 訳)
1 方法とデータ 2 売春婦の新しいイメージ
3 法的取り締まりに関する言説 4 コヨーテの国内、国外での改革運動
5 フェミニストの言説 6 エイズに関する言説 7 討 論
第8章 差別から積極的是正策へ
ダナ・Y・タカギ(工藤宏司 訳)
1 アジア系アメリカ人に対する差別、1983~1986年
2 大学当局の反応 3 多様性、1987~1988年
4 攻撃にさらされる積極的是正策、1989~1990年 5 討 論
1 本書の構成と著者紹介 2 構築主義論争 3 社会構築主義の展望
第1章 オントロジカル・ゲリマンダリング
スティーヴ・ウールガー、ドロシー・ポーラッチ(平 英美 訳)
1 社会問題をめぐる議論の構造 2 オントロジカル・ゲリマンダリング
3 経験的文献 4 児童虐待の事例 5 社会問題と逸脱の社会学
6 含 意 7結 論
第2章 道徳的ディスコースの日常言語的な構成要素
ピーター・R・イバラ、ジョン・I・キツセ(中河伸俊 訳)
1 はじめに 2 社会問題のディスコースのレトリック
3 研究主題の拡張 4場 面 5まとめ
第3章 構築主義プログラムの再構成
ジェイムズ・A・ホルスタイン、ゲイル・ミラー(鮎川 潤 訳)
1 構築主義とオントロジカル・ゲリマンダリング、リフレクシヴィティ
2 相互作用的実践と社会問題の構築
3 社会問題の一般理論は何の役に立つのか
第4章 社会構築主義とその批判者たち
ゲイル・ミラー、ジェイムズ・A・ホルスタイン(鮎川 潤 訳)
1 社会問題の一般理論は正当性を保証されるのか
2 社会問題の理論はクレイム申し立てか
3 社会問題はどのように書かれるべきか 4 結 論
第5章 クレイム申し立てのなかのレトリック
1 レトリックとクレイム申し立て 2 行方不明の子ども
3 前 提 4論 拠 5結 論 6 討 論
第6章 DSM-IIIにおける心的外傷後ストレス障害(PTSD)
ウィルバー・J・スコット(馬込武志訳)
1 DSM-IおよびDSM-IIにおける戦争神経症
2 DSM-IIと精神医療の実践
3 反ヴェトナム戦争退役軍人会(VVAW)と街角の精神医療
4 シャンタン 5 セントルイスの分水嶺 6 進行中のDSM-III
7 ヴェトナム戦争の退役軍人のための作業グループ
8 反応性障害委員会 9 討 論
第7章 罪としてのセックスから労働としてのセックスへ
ヴァレリー・ジェネス(大庭絵里 訳)
1 方法とデータ 2 売春婦の新しいイメージ
3 法的取り締まりに関する言説 4 コヨーテの国内、国外での改革運動
5 フェミニストの言説 6 エイズに関する言説 7 討 論
第8章 差別から積極的是正策へ
ダナ・Y・タカギ(工藤宏司 訳)
1 アジア系アメリカ人に対する差別、1983~1986年
2 大学当局の反応 3 多様性、1987~1988年
4 攻撃にさらされる積極的是正策、1989~1990年 5 討 論