ボランティアという人間関係
ボランティアとは、人と人とが出会って新たな絆をつくりだし、ひとりではできなかった行動を可能にすることだ。無償性・自発性・公共性の三原則など、いつも同じ言葉で説明されてきた「ボランティア」に、これまでとは違う光を当てる。
序 章 ボランティアに向かう
割れた茶碗、新聞の束/助けられすぎる
私もすべきだった/「ボランティア拒否宣言」
第1章 過剰な意味づけ
1 概念のふくらみ
2 ボランティア三原則
無償性/自発性/公共性
3 比較による意味づけ
行政との比較/企業活動との対比/生きがい
4 過剰な意味づけと期待
判断基準の違い/奉仕を求める/「ただ」か、有償か
5 「ボランティア」を逃れる
感謝されないもの/あたりまえのこと
第2章 一面的な理解の限界
1 善か悪か 2 動機の限界 3 理想化
第3章 関係としてのボランティア
1 ボランティア ― 関係の原理
出会い/具体的な行動/違いがつくる部分的な関係
関係のなかに入る新しい関係/短くて長い関係
2 ボランティアの成立と継続
関係への入り方/継続する
3 ボランティアの意味
「今ここで」成立している/異議を唱えて、外に示す
微妙な関係/自問する
4 関係とよび方の隔たり
第4章 絆
自由/高邁な絆
終 章 ボランティアの可能性
誠実ということ/関係からみえてくる自分/ボランティアの条件
後 記◆文 献◆索 引
割れた茶碗、新聞の束/助けられすぎる
私もすべきだった/「ボランティア拒否宣言」
第1章 過剰な意味づけ
1 概念のふくらみ
2 ボランティア三原則
無償性/自発性/公共性
3 比較による意味づけ
行政との比較/企業活動との対比/生きがい
4 過剰な意味づけと期待
判断基準の違い/奉仕を求める/「ただ」か、有償か
5 「ボランティア」を逃れる
感謝されないもの/あたりまえのこと
第2章 一面的な理解の限界
1 善か悪か 2 動機の限界 3 理想化
第3章 関係としてのボランティア
1 ボランティア ― 関係の原理
出会い/具体的な行動/違いがつくる部分的な関係
関係のなかに入る新しい関係/短くて長い関係
2 ボランティアの成立と継続
関係への入り方/継続する
3 ボランティアの意味
「今ここで」成立している/異議を唱えて、外に示す
微妙な関係/自問する
4 関係とよび方の隔たり
第4章 絆
自由/高邁な絆
終 章 ボランティアの可能性
誠実ということ/関係からみえてくる自分/ボランティアの条件
後 記◆文 献◆索 引