ものと人の社会学

ものと人の社会学
著者 原田 隆司
寺岡 伸悟
ジャンル 社会
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2003/03/31
ISBN 9784790709817
判型・ページ数 4-6・232ページ
定価 1,760円(本体1,600円)
在庫 絶版

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スナップショットで社会を切りとると、何がわかってくるだろうか。見たり聞いたり感じたり、五感を通じて人はものに働きかけ、世界は形作られる。時計、ガラス、スピーカー、ポットなど、身近なものたちを素材にして考える、日常経験の社会学。
序章 スナップショットの方法
 1 スナップショットの特徴/2 スナップショットの魅力
第1章 身体に巻きつく時間
 1 三本の針を持つ機械/2 時間通りの生活/3 規則正しさ/4 時計を身につける/5 例外のないルール
第2章 透明な部屋
 1 ガラス戸/2 ガラスの進化/3 空調という問題/4 ビル/5 断絶と連続/6 未完成の部屋
第3章 耳に届くもの
 1 偏在するスピーカー/2 BGM/3 音を作る/4 騒音の成立/5 音の場所
第4章 「押す」という従属
 1 生活のポータブル化/2 生産の「自働」化/3 楽な暮らし
終章 ものと人間への視点
 1 今和次郎と考現学の誕生/2 近代と人間
●あとがき  ●文献一覧  ●図表出典・提供一覧  ●人名索引

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