ヘーゲルを学ぶ人のために

ヘーゲルを学ぶ人のために
著者 加藤 尚武
ジャンル 哲学・思想・宗教
シリーズ 学ぶ人のために
出版年月日 2001/01/30
ISBN 9784790708568
判型・ページ数 4-6・322ページ
定価 2,090円(本体1,900円)
在庫 絶版

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時代に先駆けて現代文化の重要諸問題と格闘した「知の巨人」ヘーゲル ― その苦悩の軌跡に歴史的・体系的な考察を加え、新資料にも基づいて幅広く業績を検証することにより、21世紀を生きる現代人の指針となるさまざまなモチーフを提示する。
序 ヘーゲル哲学(加藤尚武)
1 青年時代(原崎道彦)
2 懐疑の自己実現と無限性
 ●講義と著作を通してイェーナ期ヘーゲルを貫いたモチーフ(栗原 隆)
3 『精神現象学』、精神の登高の物語
 ●「自分」を知るには「自分」を試し実現しなくてはならない(座小田豊)
4 論理学●本質は現象する(加藤尚武)
5 自然哲学
 A 「生命」論と「自然哲学」の構想(伊坂青司)
 B ヘーゲルの有機体論(長島 隆)
6 自然と和解する精神
 ●成熟期ヘーゲル精神哲学の一根本問題(神山伸弘)
7 世界史は自由の意識の発展過程か
 ●歴史哲学講義(柴田隆行)
8 ヘーゲルの「哲学史」講義
 ●哲学史とは何か(石川伊織)
9 法哲学
 A ハイデルベルクならびにベルリン時代の法哲学講義聴講ノート(早瀬 明)
 B 精神の教養形成と制度の体系(滝口清栄)
10 宗教の実現は宗教の終焉である(山崎 純)
11 ヘーゲル美学における芸術の終焉と新生(小田部胤久)
12 現代のヘーゲル
 A ドイツのヘーゲル研究(門倉正美)
 B フランスのヘーゲル(佐々木俊三)
〔付録〕ヘーゲルの略歴と哲学体系の概要(座小田豊・栗原隆訳)

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