ブラジル学への誘い

その民族と文化の原点を求めて

ブラジル学への誘い
著者 田所 清克
ジャンル 社会
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2001/09/30
ISBN 9784790708988
判型・ページ数 4-6・242ページ
定価 2,090円(本体1,900円)
在庫 在庫あり

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広大な国土と豊かな資源に恵まれた「21世紀の大国」ブラジル。そこで世界最大の日系社会を築きながら、日本人のブラジル理解はなぜ一面的なのか。ブラジルの社会や民族、芸術・文化等に関心をもつ人々に新たな〈ブラジル学〉の視圏を提供する。
序 ブラジル人とは ― 混血の国民
第I部 文化・文学編
 第1章 ブラジルという国の〈かたち〉
   ― 五〇〇年の歴史から現在と未来を読む
 第2章 ブラジル北東部の文化および文学地図
   ― 文明史と風土的特性からみた社会
 第3章 ブラジルの近代主義運動と学問・芸術
   ― 「近代芸術週間」の意義
 第4章 ブラジル浪漫主義の思想と主題
   ― 社会風景の中の黒人像をめぐって
 第5章 民族混融の歴史からみたブラジルの食文化
第II部 歴史・社会編
 第1章 ブラジル学の開拓者たち
   ― 外国人のみたブラジル的世界
 第2章 社会史の窓からみたブラジルの教育
   ― 今日の教育問題の理解に向けて
 第3章 ブラジル先住民族問題の諸相
   ― 「インディアニズモ」と「インディジェニズモ」のはざまで
 第4章 ナショナル・アイデンティティー構築の歴史とその構想者たち
あとがき ― 新たな日伯関係の構築に向けて
ブラジル学(民族・社会・地理・文化)のための基礎文献
索  引

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