市場経済移行論

市場経済移行論
著者 溝端 佐登史
吉井 昌彦
ジャンル 経済
シリーズ 世界思想ゼミナール
出版年月日 2002/07/20
ISBN 9784790709435
判型・ページ数 4-6・284ページ
定価 2,860円(本体2,600円)
在庫 絶版

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市場経済移行とはどのような変動なのか。その枠組みと構図、ロシア・東欧諸国・中国における経験、その行方の三部で構成される本書は、歴史の文脈の中で移行の初期条件とその展開過程を解明するとともに、その評価についても論及する。
第I部 市場経済移行の枠組みと構図
 第一章 計画経済[溝端佐登史]
 第二章 市場経済化の政策と初期条件[吉井昌彦]
 第三章 市場移行の社会的側面[柳原剛司・林 裕明]
 第四章 移行経済と国際経済[宮本勝浩]
 〔補論〕 体制転換諸国の公害・環境問題[徳永昌弘]
第II部 移行経済諸国の経験
 第五章 ロシア ― 幻滅から再出発への一〇年[藤原克美]
 第六章 東 欧 ― 移行の終了、その特殊性と多様性[田中 宏]
 第七章 中 国 ― 中国型市場経済システムの模索[加藤弘之]
第III部 市場経済化の行方
 第八章 移行はいつ終わるのか?[P.ハンソン/横川和穂 訳]
 第九章 EUの東方拡大[P.ハンソン/横川和穂 訳]
 第一〇章 ポスト・ソビエト空間における社会・経済的転換[A.V.ブズガーリン/横川和穂 訳]
 第一一章 市場経済移行の評価と課題[溝端佐登史]
(付)市場経済移行論を学ぶ人のために(文献紹介)[横川和穂]

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