マヤ人も愛した「神の食物」 ― 「神の食物」という学名をもつカカオ。その起源ははるか昔の中南米にあった。薬や飲物として愛された時代から、現代のチョコレートにいたる壮大な物語を、マヤ文字の専門家が一次資料に基づいて描き出す。
第1章 カカオとの出会い
第2章 植物としてのカカオ
第3章 征服期以前のカカオ
第4章 飲物としてのカカオ
第5章 お金としてのカカオ
第6章 貢納・交易品としてのカカオ
第7章 薬としてのカカオ
第8章 儀式に使われるカカオ
第9章 カカオの語源
第10章 カカオの旅立ち
第11章 世界への旅