柳田国男の政治経済学
日本保守主義の源流を求めて
二十一世紀日本の「魂の救済」に向けて、経済学者が柳田国男に挑み、改革思想としての保守主義の可能性を追求する。知の巨人の政治経済思想と、アダム・スミス、エドマンド・バークらの西欧哲学とを本格的に比較したはじめての書。
序 章 いまなぜ柳田国男なのか
●第I部 柳田国男の政治経済学
第1章 農政学 ― 農村からの日本経済改革
第2章 地方主義 ― 「家」と「国家」をつなぐもの
第3章 政治論 ― 高級官僚と民主主義
第4章 固有信仰論 ― 「家」に始まり「家」に終わる宗教
●第II部 西欧保守主義と柳田国男
第5章 思考様式 ― 進歩主義のこわばりからの解放
第6章 社会像 ― 「中間集団」の大きな役割
第7章 民主主義への態度 ― 「多数者の専制」との闘い
第8章 宗教の役割 ― 保守主義者にとっての「宗教」とは何か
終 章 柳田保守主義をいまにどう生かすか
●第I部 柳田国男の政治経済学
第1章 農政学 ― 農村からの日本経済改革
第2章 地方主義 ― 「家」と「国家」をつなぐもの
第3章 政治論 ― 高級官僚と民主主義
第4章 固有信仰論 ― 「家」に始まり「家」に終わる宗教
●第II部 西欧保守主義と柳田国男
第5章 思考様式 ― 進歩主義のこわばりからの解放
第6章 社会像 ― 「中間集団」の大きな役割
第7章 民主主義への態度 ― 「多数者の専制」との闘い
第8章 宗教の役割 ― 保守主義者にとっての「宗教」とは何か
終 章 柳田保守主義をいまにどう生かすか