ジェンダー人類学を読む
地域別・テーマ別基本文献レヴュー
ゆたかな議論のためのプラットフォーム ― グローバル化と研究の細分化の中で、いまや大きな転換期を迎えつつあるジェンダー人類学。その膨大な蓄積を整理し、問題点と可能性を探る。本書は、今後のすべての議論の出発点である。
序 章[宇田川妙子・中谷文美]
●第I部 地域編
第1章 国家が規定するジェンダー役割とローカルな実践
― インドネシア[中谷文美]
第2章 他者化するまなざしの交錯の中で ― タイ[速水洋子]
第3章 女性・身体・暴力 ― インド[八木祐子]
第4章 世俗主義・イスラーム・女性 ― トルコ[中山紀子]
第5章 地域の「門番」概念としてのジェンダー・セクシュアリティ
― 地中海ヨーロッパ[宇田川妙子]
第6章 アフリカ地域研究における生業とジェンダー
― 中南部アフリカを中心に[杉山祐子]
第7章 親族組織に埋め込まれたジェンダー
― ポリネシア・サモア[倉光ミナ子]
第8章 ジェンダー視点と社会問題の交錯
― オーストラリア・アボリジニ[窪田幸子]
●第II部 テーマ編
第9章 「開発とジェンダー」をめぐる政策と実践
― スリランカ農村女性の事例から[谷口佳子]
第10章 国際移動とジェンダー
― フィリピンの事例から[小ヶ谷千穂]
第11章 グローバル化する世界における
女子割礼/女性性器切除
― 交渉されるジェンダーとセクシュアリティ[宮脇幸生]
第12章 ポストコロニアリズム・フェミニズム・宗教[川橋範子]
第13章 アメリカにおける市民社会の組織と運動
― ジェンダーの視点から[大津留(北川)智恵子]
第14章 セクシュアリティの多様性とその変容
― 人類学のホモセクシュアリティ研究から[砂川秀樹]
終 章[中谷文美・宇田川妙子]
あとがき
索引
執筆者紹介
●第I部 地域編
第1章 国家が規定するジェンダー役割とローカルな実践
― インドネシア[中谷文美]
第2章 他者化するまなざしの交錯の中で ― タイ[速水洋子]
第3章 女性・身体・暴力 ― インド[八木祐子]
第4章 世俗主義・イスラーム・女性 ― トルコ[中山紀子]
第5章 地域の「門番」概念としてのジェンダー・セクシュアリティ
― 地中海ヨーロッパ[宇田川妙子]
第6章 アフリカ地域研究における生業とジェンダー
― 中南部アフリカを中心に[杉山祐子]
第7章 親族組織に埋め込まれたジェンダー
― ポリネシア・サモア[倉光ミナ子]
第8章 ジェンダー視点と社会問題の交錯
― オーストラリア・アボリジニ[窪田幸子]
●第II部 テーマ編
第9章 「開発とジェンダー」をめぐる政策と実践
― スリランカ農村女性の事例から[谷口佳子]
第10章 国際移動とジェンダー
― フィリピンの事例から[小ヶ谷千穂]
第11章 グローバル化する世界における
女子割礼/女性性器切除
― 交渉されるジェンダーとセクシュアリティ[宮脇幸生]
第12章 ポストコロニアリズム・フェミニズム・宗教[川橋範子]
第13章 アメリカにおける市民社会の組織と運動
― ジェンダーの視点から[大津留(北川)智恵子]
第14章 セクシュアリティの多様性とその変容
― 人類学のホモセクシュアリティ研究から[砂川秀樹]
終 章[中谷文美・宇田川妙子]
あとがき
索引
執筆者紹介
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