グローバル化とパラドックス
西欧的な「個」の論理をつきつめることにより生じるパラドックスを手がかりに、他者との関わり方や伝統と近代をめぐる様々な問題を考察。グローバル化する世界で、より善く生きる方途と、ネットワーク社会への対応の鍵を探る、画期的論文集。
グローバル社会の切り口 ― 身近な兆候[宮永國子]
参加型福祉社会/感情労働/感情公共性[樫村愛子]
「汎優生主義」のリミット[永澤 護]
「他者の不在」の不在
― 再帰化する「分身たちの共同体」[萩原優騎]
「和」の再構築と人権の再帰的内発化
― 「選び」の倫理を補完する「合わせ」の倫理[武者小路公秀]
現代に再生する伝統
― 奄美のシマ社会とシマウタを例に[島添貴美子]
優位の事実性[宮永國子]
執筆者紹介
参加型福祉社会/感情労働/感情公共性[樫村愛子]
「汎優生主義」のリミット[永澤 護]
「他者の不在」の不在
― 再帰化する「分身たちの共同体」[萩原優騎]
「和」の再構築と人権の再帰的内発化
― 「選び」の倫理を補完する「合わせ」の倫理[武者小路公秀]
現代に再生する伝統
― 奄美のシマ社会とシマウタを例に[島添貴美子]
優位の事実性[宮永國子]
執筆者紹介