環境紛争と合意の社会学
NIMBYが問いかけるもの
いわゆる「迷惑施設」の立地をめぐる合意形成の過程を、丹念な実態調査から描き出す。NIMBY(社会的な必要性はわかるが自分の裏庭には望まない)は地域や住民のエゴなのか。社会的承認のありかに迫り、環境紛争の理解に新たな地平を開く。
序章 廃棄物問題をどうとらえるか
第1章 環境紛争をめぐる合意形成にかかわる諸問題
第2章 公論形成の場における合理的手続き主義の可能性と限界
第3章 廃棄物処理をめぐる共同体の戦略
第4章 社会環境アセスメントをめぐる行政の調整戦略と住民の対応
第5章 環境保全条例をめぐる島嶼社会の戸惑いと生活世界の更新
終章 透明でつめたい合意形成から不透明であたたかい合意形成へ
参考文献
あとがき
索引
第1章 環境紛争をめぐる合意形成にかかわる諸問題
第2章 公論形成の場における合理的手続き主義の可能性と限界
第3章 廃棄物処理をめぐる共同体の戦略
第4章 社会環境アセスメントをめぐる行政の調整戦略と住民の対応
第5章 環境保全条例をめぐる島嶼社会の戸惑いと生活世界の更新
終章 透明でつめたい合意形成から不透明であたたかい合意形成へ
参考文献
あとがき
索引