平和学を学ぶ人のために

平和学を学ぶ人のために
著者 君島 東彦
ジャンル 法律・政治
シリーズ 学ぶ人のために
出版年月日 2009/07/20
ISBN 9784790714200
判型・ページ数 4-6・420ページ
定価 2,530円(本体2,300円)
在庫 絶版

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平和をつくる課題はすべて市民の課題である。一人一人の市民のなかで平和に関する認識の深化、コペルニクス的転換がおきたときに、はじめて平和は実現するだろう。気鋭の平和研究者ら20人による、市民による平和創造のためのカタログ。
まえがき ― 作品としての平和学(君島東彦)

序章
 Ⅰ 世界のリアリティ、平和学のリアリティ
  ― 戦争と安全保障論の現在(佐々木 寛)
 Ⅱ 平和学の見取図と本書の構成(君島東彦)

■Ⅰ 戦争の根本原因/平和の文化
第1章 平和教育をつくり直す(竹内久顕)
第2章 人権と開発・発展
─ この歪んだ世界を変えるために(川村暁雄)
第3章 環境的平和の追求(横山正樹)
第4章 ジェンダーと平和(秋林こずえ)
第5章 〈平和家〉としての芸術家(奥本京子)
第6章 平和博物館の役割(兼清順子)

■Ⅱ 武力紛争の予防・解決・転換
第7章 考古学から戦争の起源をさぐる(矢野健一)
第8章 紛争研究(伊藤武彦)
第9章 攻められたらどうするか(寺島俊穂)
第10章 非暴力の人道的介入、非武装のPKO(君島東彦)
第11章 戦争報道とメディアのゆくえ
― プロパガンダと競争を越えて(津田正夫)

■Ⅲ 国際法・国際機構の強化
第12章 いまカント平和論を読む(麻生多聞)
第13章 国際法で平和をつくれるか(阿部浩己)
第14章 無差別爆撃と原爆投下の今日的意味
― 被害と加害の重層性を問う(木村 朗)
第15章 国連の民主化とは何か
― 日本と国連総会(河辺一郎)

■Ⅳ 軍縮および人間の安全保障
第16章 軍事経済から平和経済へ(藤岡 惇)
第17章 軍隊をどうするか(李 大勲/野島大輔・君島東彦訳)
第18章 NGOに何ができるか
― 安全保障を市民に開く(川崎 哲)

あとがき

資料 「21世紀の平和と正義のためのハーグ・アジェンダ」
事項索引/人名索引

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