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2017.04.01
青少年・若者の自立支援
ユースワークによる学校・地域の再生
人間的成熟と社会を見る眼をどこでどのように養うか、これこそが今日の青少年問題である。心理主義の限界を踏まえつつ、社会学的観点からグループのもつ人間的成長機能を再認識し、現代の若者が抱える自立への課題とその困難性を多角的に考察。
序章 規律モデルから成長モデルへ ― そのパラドックス
第1章 グループの力を生かす自立支援の技法 ― なぜユースワークなのか
1 ユースワークの方法 ― その特質
2 グループの成長促進力 ― その理論と方法
3 学級・グループ運営の支援的方法
4 人間的技法としてのユースワーク
第2章 子どもの集団づくりと学校・地域の連携 ― コミュニティの学校支援
1 子どもの生活変貌
2 子どもの私生活化 ― 私生活優先の時代
3 学校教育と子どもの集団生活
4 子どもの集団づくり ― 子どもの集団指導
第3章 学校における児童生徒の自立支援 ― 「未来」に向けた生徒指導
1 生徒指導の目的
2 未来志向の生徒指導
3 学級風土の再構築
第4章 青少年のグループ・サークル活動 ― 青少年施設の役割と自立支援
1 グループ活動を通して如何に若者は成長するか ― 青少年施設での実際例から
2 「居場所」という考え方と若者との関わり
3 青少年の自立を支える青少年活動・施設の役割
第5章 問題行動の発見と対応 ― 「いじめ」空間の変容とメディア社会
1 テキストの分析/「語り方」と「定義」の実践的運用
2 いじめの空間構造
3 「いじめ」空間の拡散 ― 社会の変容と「ネットいじめ」
第6章 若者のキャリア形成 ― 新しい職業指導の課題
1 高校生の職業指導の制度化過程
2 従来型職業指導の機能不全
3 これからの進路指導・職業指導の課題
第7章 性支配の構造とセクシュアリティ ― 親密な関係性とDV
はじめに ― 青少年問題とジェンダー
1 親密な関係性と暴力
2 性支配を生み出すもの
3 性支配の構造
第8章 揺らぐ自立システムと若者支援の方途 ― 「ホリスティックな自立」へ向けて
1 変動する社会と若者の自立
2 若者自立システムの変容
3 自立システムの揺らぐ時代における若者支援の方途
第9章 「一人前」の若者をどう育てるか
1 現代の一人前と自立
2 シティズンシップの獲得
3 信頼関係と相互ネットワークの創出
4 公共的視点とボランティア・マインド
〈参考資料〉 戦後日本の青少年教育と青少年対策 ― 生徒指導の変遷を中心に
参考文献
索引
第1章 グループの力を生かす自立支援の技法 ― なぜユースワークなのか
1 ユースワークの方法 ― その特質
2 グループの成長促進力 ― その理論と方法
3 学級・グループ運営の支援的方法
4 人間的技法としてのユースワーク
第2章 子どもの集団づくりと学校・地域の連携 ― コミュニティの学校支援
1 子どもの生活変貌
2 子どもの私生活化 ― 私生活優先の時代
3 学校教育と子どもの集団生活
4 子どもの集団づくり ― 子どもの集団指導
第3章 学校における児童生徒の自立支援 ― 「未来」に向けた生徒指導
1 生徒指導の目的
2 未来志向の生徒指導
3 学級風土の再構築
第4章 青少年のグループ・サークル活動 ― 青少年施設の役割と自立支援
1 グループ活動を通して如何に若者は成長するか ― 青少年施設での実際例から
2 「居場所」という考え方と若者との関わり
3 青少年の自立を支える青少年活動・施設の役割
第5章 問題行動の発見と対応 ― 「いじめ」空間の変容とメディア社会
1 テキストの分析/「語り方」と「定義」の実践的運用
2 いじめの空間構造
3 「いじめ」空間の拡散 ― 社会の変容と「ネットいじめ」
第6章 若者のキャリア形成 ― 新しい職業指導の課題
1 高校生の職業指導の制度化過程
2 従来型職業指導の機能不全
3 これからの進路指導・職業指導の課題
第7章 性支配の構造とセクシュアリティ ― 親密な関係性とDV
はじめに ― 青少年問題とジェンダー
1 親密な関係性と暴力
2 性支配を生み出すもの
3 性支配の構造
第8章 揺らぐ自立システムと若者支援の方途 ― 「ホリスティックな自立」へ向けて
1 変動する社会と若者の自立
2 若者自立システムの変容
3 自立システムの揺らぐ時代における若者支援の方途
第9章 「一人前」の若者をどう育てるか
1 現代の一人前と自立
2 シティズンシップの獲得
3 信頼関係と相互ネットワークの創出
4 公共的視点とボランティア・マインド
〈参考資料〉 戦後日本の青少年教育と青少年対策 ― 生徒指導の変遷を中心に
参考文献
索引