数理神学を学ぶ人のために
神が無限であるとすれば、神を無限集合にたとえることができる。無限集合は無限でありながら限界を有する。そのとき神は神でありながら苦しむ。神が人の苦しみを共に苦しみ、人の死を共に死ぬことを数学的に弁明する。それが数理神学である。
序文
第1章 序論
1 数理神学とは何か
2 自然と聖書は神の二つの書物である
3 数学は自然神学の言語である
4 数学は啓示神学の言語であるか
5 集合論はキリスト教を表現するか
第2章 神は誰か
1 神は無限である
2 神は全体である
3 仮説:神は無限集合である
4 神の啓示は無限集合の部分である
5 神の受難は無限集合の限界である
第3章 神の受難
1 救済は神の受難において可能になる
2 神は弱さにおいて完全になる
3 神は受難する
4 神の限界は自己である
第4章 神の啓示
1 イエス・キリストは神を啓示する
2 言は肉となった
3 神はイエス・キリストにおいて自己を啓示する
4 神の部分は自己と同一である
第5章 無限公理
1 集合とは何か
2 部分集合とは何か
3 和集合とは何か
4 自然数の全体は神である
5 無限公理:無限集合は存在する
第6章 完備定理
1 順序数とは何か
2 後続順序数とは何か
3 極限順序数とは何か
4 極限順序数の上限は神の限界である
5 完備定理:無限集合の限界は自己である
第7章 等濃定理
1 双射とは何か
2 濃度とは何か
3 基数とは何か
4 フレシェ・フィルターの元は神の部分である
第8章 結論
1 近代物理学は自然神学である
2 自然神学は神秘主義と両立不能である
3 近代物理学は位相空間論を解釈する
4 位相空間論は十字架の神学を表現する
5 十字架の神学は神秘主義と通約不能である
参考文献
第1章 序論
1 数理神学とは何か
2 自然と聖書は神の二つの書物である
3 数学は自然神学の言語である
4 数学は啓示神学の言語であるか
5 集合論はキリスト教を表現するか
第2章 神は誰か
1 神は無限である
2 神は全体である
3 仮説:神は無限集合である
4 神の啓示は無限集合の部分である
5 神の受難は無限集合の限界である
第3章 神の受難
1 救済は神の受難において可能になる
2 神は弱さにおいて完全になる
3 神は受難する
4 神の限界は自己である
第4章 神の啓示
1 イエス・キリストは神を啓示する
2 言は肉となった
3 神はイエス・キリストにおいて自己を啓示する
4 神の部分は自己と同一である
第5章 無限公理
1 集合とは何か
2 部分集合とは何か
3 和集合とは何か
4 自然数の全体は神である
5 無限公理:無限集合は存在する
第6章 完備定理
1 順序数とは何か
2 後続順序数とは何か
3 極限順序数とは何か
4 極限順序数の上限は神の限界である
5 完備定理:無限集合の限界は自己である
第7章 等濃定理
1 双射とは何か
2 濃度とは何か
3 基数とは何か
4 フレシェ・フィルターの元は神の部分である
第8章 結論
1 近代物理学は自然神学である
2 自然神学は神秘主義と両立不能である
3 近代物理学は位相空間論を解釈する
4 位相空間論は十字架の神学を表現する
5 十字架の神学は神秘主義と通約不能である
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