メディア文化を社会学する

歴史・ジェンダー・ナショナリティ

メディア文化を社会学する
著者 高井 昌吏
谷本 奈穂
ジャンル メディア・マスコミ
出版年月日 2009/12/01
ISBN 9784790714453
判型・ページ数 4-6・320ページ
定価 2,200円(本体2,000円)
在庫 在庫あり

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「社会学するとは何か What is Doing-Sociology?」。メディアを通して様々な「常識」や「記憶」が創られている。身近な文化現象を、理論/歴史/流行現象の視角から再考し、社会学を「実践」することの面白さと奥深さを開示する。
はじめに
■第一部 視点を変えてみる
第一章 スポーツ中継とメディアの媒介性
  ― 実況放送の社会学(高井昌吏)
第二章 「見る」とは何か
  ― 三つの視覚モード(谷本奈穂)
第三章 「任?映画」と『あしたのジョー』
  ― 「男らしさ」のメディア学(高井昌吏)

■第二部 歴史から現在を考える
第四章 『主婦之友』にみる台所と女性
  ― 生活空間の意味変容(村瀬敬子)
第五章 皇室イメージの戦前と戦後
  ― 大衆天皇制の文化社会学(石田あゆう)
第六章 「きょうの料理」にみる「伝統」の創造
  ― テレビとジェンダーの社会学(村瀬敬子)
第七章 戦後沖縄と「終戦の記憶」の変容
  ― 「記念日」のメディア・イベント(福間良明)

■第三部 流行現象を読み解く
第八章 メディア遊びとミニFM
  ― マイナーメディアの文化論(坂田謙司)
第九章 「若い女性」の誕生
  ― 雑誌が生み出す読者像(石田あゆう)
第一〇章 『男たちの大和』と「感動」のポリティクス
  ― リアリティのメディア論(福間良明)
第一一章 『スラムダンク』の「魅力」
  ― 読者解釈と構造分析(谷本奈穂)

あとがき/索引/編者・執筆者紹介

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