メディア文化を社会学する
歴史・ジェンダー・ナショナリティ
「社会学するとは何か What is Doing-Sociology?」。メディアを通して様々な「常識」や「記憶」が創られている。身近な文化現象を、理論/歴史/流行現象の視角から再考し、社会学を「実践」することの面白さと奥深さを開示する。
はじめに
■第一部 視点を変えてみる
第一章 スポーツ中継とメディアの媒介性
― 実況放送の社会学(高井昌吏)
第二章 「見る」とは何か
― 三つの視覚モード(谷本奈穂)
第三章 「任?映画」と『あしたのジョー』
― 「男らしさ」のメディア学(高井昌吏)
■第二部 歴史から現在を考える
第四章 『主婦之友』にみる台所と女性
― 生活空間の意味変容(村瀬敬子)
第五章 皇室イメージの戦前と戦後
― 大衆天皇制の文化社会学(石田あゆう)
第六章 「きょうの料理」にみる「伝統」の創造
― テレビとジェンダーの社会学(村瀬敬子)
第七章 戦後沖縄と「終戦の記憶」の変容
― 「記念日」のメディア・イベント(福間良明)
■第三部 流行現象を読み解く
第八章 メディア遊びとミニFM
― マイナーメディアの文化論(坂田謙司)
第九章 「若い女性」の誕生
― 雑誌が生み出す読者像(石田あゆう)
第一〇章 『男たちの大和』と「感動」のポリティクス
― リアリティのメディア論(福間良明)
第一一章 『スラムダンク』の「魅力」
― 読者解釈と構造分析(谷本奈穂)
あとがき/索引/編者・執筆者紹介
■第一部 視点を変えてみる
第一章 スポーツ中継とメディアの媒介性
― 実況放送の社会学(高井昌吏)
第二章 「見る」とは何か
― 三つの視覚モード(谷本奈穂)
第三章 「任?映画」と『あしたのジョー』
― 「男らしさ」のメディア学(高井昌吏)
■第二部 歴史から現在を考える
第四章 『主婦之友』にみる台所と女性
― 生活空間の意味変容(村瀬敬子)
第五章 皇室イメージの戦前と戦後
― 大衆天皇制の文化社会学(石田あゆう)
第六章 「きょうの料理」にみる「伝統」の創造
― テレビとジェンダーの社会学(村瀬敬子)
第七章 戦後沖縄と「終戦の記憶」の変容
― 「記念日」のメディア・イベント(福間良明)
■第三部 流行現象を読み解く
第八章 メディア遊びとミニFM
― マイナーメディアの文化論(坂田謙司)
第九章 「若い女性」の誕生
― 雑誌が生み出す読者像(石田あゆう)
第一〇章 『男たちの大和』と「感動」のポリティクス
― リアリティのメディア論(福間良明)
第一一章 『スラムダンク』の「魅力」
― 読者解釈と構造分析(谷本奈穂)
あとがき/索引/編者・執筆者紹介