若者は日本を変えるか

世代間断絶の社会学

若者は日本を変えるか
著者 G. マシューズ
B. ホワイト
小谷 敏 監訳
川畑 博臣
ジャンル 社会
出版年月日 2010/04/30
ISBN 9784790714743
判型・ページ数 A5・280ページ
定価 3,080円(本体2,800円)
在庫 絶版

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若者たちは、新しい日本を創り出すためにもがいていたのか? 家族・労働・政治・メディア・コミュニケーション・ファッションなどに示された世代間断絶の諸相を、世界の識者が多角的に分析した、「失われた一〇年」の貴重な証言。
序章 今日の日本における世代の変化(G. マシューズ B. ホワイト)

●PART1 日本における世代の境界線
第1章 一九六〇年代以降の日本社会における世代間断絶(桜井哲夫)
第2章 どうして今の日本の若者はこんなに受身なのか?(小谷敏)
第3章 地域に根を持つ国際性
  ― 九州の集落における世代変化(B. ホワイト)

●PART2 一〇代の若者はどのように大人社会と向き合っているのか?
第4章 日本の一〇代の社会への向き合い方
  ― 社会的圧力と個人の反応(P. アッカーマン)
第5章 若者のファッションと変化する美容行動(L. ミラー)
第6章 日本の大学生に世代間断絶を乗り越えさせるもの(B.J.マクヴェイ)

●PART3 若い成人はどのように社会秩序に挑んでいるのか?
第7章 キャリアを求め、仕事を探す
  ― 若者はいかに日本の労働世界に参入し、これに抵抗しているのか(G. マシューズ)
第8章 母親と未婚の娘たち
  ― 世代変化に関する一考察(リン中野・我妻もえ子)
第9章 帰国後の彼らに何が起こったのか
  ― 海外の大学を卒業した日本人の若者は、日本の職場で何を経験したのか(森俊太)
第10章 自己中心主義と人生の選択
  ― 若い教養のある母親の態度の変化(笹川あゆみ)
終章 日本の若者は新たな社会をつくるのか?(B. ホワイト G. マシューズ)

監訳者あとがき
参照文献

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