〔増補版〕トランスポジションの思想
文化人類学の再想像
いくつもの重大なアポリアに直面する人類学。混淆する文化状況の中で、新たな語りのポジションを志す。その問題提起により大きな話題を呼んだ書に、文化理論をめぐる地殻変動をとらえ返す「文化概念の往還」を書き下ろし増補。待望の注目作。
序章 ポストコロニアル・モーメントにおけるカウンターナラティヴの可能性
第1章 文化の流用
第2章 文化の客体化
第3章 オリエンタリズム批判と文化人類学
第4章 文化相対主義・本質主義・異種混淆論
第5章 トランスポジションの思想に向けて
― 日本における「ポストモダン人類学」批判以降
第6章 文化概念の往還
― 文化をめぐる窮状を再考する
※本書は、1998年刊行の初版に、第6章を増補して刊行するものである。
第1章 文化の流用
第2章 文化の客体化
第3章 オリエンタリズム批判と文化人類学
第4章 文化相対主義・本質主義・異種混淆論
第5章 トランスポジションの思想に向けて
― 日本における「ポストモダン人類学」批判以降
第6章 文化概念の往還
― 文化をめぐる窮状を再考する
※本書は、1998年刊行の初版に、第6章を増補して刊行するものである。